太陽はまだまだ真上にあるので、まだ時間はある
そう考えたユウナは、焦らず行動することにした
そんな時、ふいに体に異変を感じた
自分の手を見ると、ぷくぷくした紅葉のような手があった
そう、ぷくぷくした手
足を見ても、ぷくぷくしている
胸を見ると、けっこう大きかったはずの胸はなく、まっ平ら
(……小さくなったのね)
ユウナは淡々とそう思った
(これからどうしよう…)
はぁ…と深く息を吐いたユウナの耳が不思議な音を捕らえた
ユウナがこの場所で目覚めてから、10分が経過していた
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