「纏、練、絶はまぁまぁ出来るようになったね
これでよっぽどのコトがない限り、キミは死なない」
良かったね、とヒソカはピエロメイクで告げた
「っはぁはぁ…あ、ありがとうございます」
「なら早速行かなきゃね、天空闘技場」
ヒソカの楽しそうな笑みを見た瞬間、私の意識はブラックアウトした
「…ったぁ」
頭が、じんじんする
頭の中が揺れるが、ミライは気にせずに立ち上がった
するとヒラリと一枚の紙切れが地面に落ちた
そこには………
『天空闘技場で待ってるよ
修行だと思って、1人で来なよ
P.S.念の修行は怠らないこと』
ご丁寧にも、念で書かれた文字だった
「……ヒソカのばかやろー!」
ミライは片手で手紙をぐしゃりと握り潰し、叫ぶのだった
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