私は適当にトリックタワーをぶらぶらしていた

そんな私の視線の先には、黒髪ツンツン少年と銀髪ハネハネ少年がいた


(うーん、どっちも可愛い!)


にやけそうになる顔を頑張って押し留める


(くぅ、可愛いな!友達になりたいよ、ホントに!)

こちらの世界での知り合いといったら、ヒソカしかいない私

なんとも言えない悲しみが私を襲う


(だからトンパの位置を私がもらって、お近づきになるのよー)


そう、私はこんな作戦をたてていたのだ

視線の先では、ゴンとキルアがクラピカとレオリオの元に向かっていた

(ようやく、降りるかな?)

4人仲良く隠し扉を降りるのを確認した私は、トンパを探した


(……いた!)


一目でトンパを見つけると、私はゴンたちの降りた扉に向かった

しばらくトンパを観察していた私だが、そろそろいいだろうと思い行動を始めた

意を決しガコン、と5つ目の扉をくぐるのだった






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