二次試験は料理

朧気な記憶で覚えていた私は、正午になり試験が始まっても何もしていなかった


(…どうせゆで卵になるし)

めんどくさいことはしない、と私はぶらぶらしていた

が、きちんと豚は狩りこんがり焼き目をつけ運んだ

無事に次の寿司に進むことが出来たが、調理はしなかった

そうこうしているうちに、太った男が女性試験官に食って掛かっていた

ま、結局は返り討ちにあったんだけどね

そんな時だった、会長が現れたのは


「……あれが、」


私は念能力者として、観察していた
マンガで見たことはあっても、実際に見るのは初めてだから


(たしかに、会長なだけあるわ)


身のこなしやオーラは流石としか言いようがない


「会長、私達をあの山まで連れていってくれませんか?」


「なるほど、もちろんいいとも」

メンチとネテロの会話により、私達は飛行船に乗り込んだ

目指すは、マフタツ山





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