船の買い出しで俺は島に降りていた。 「キャプテンは人使い荒い。」 などとぼやきながら、意外とスムーズに買い物が進む。 最後の用事を済まし店を出る。 (何処かで休もう…。) とあたりをお見回すと… 「名前!!」 驚いて俺は彼女の名を言った。 「あ、ペンギーン!」 その声が名前に届いたらしくこっちに手を振る。 名前に近づき俺はまた驚いた。 「キラー!?」 「ペンギン。」 名前と向い合わせにキッド海賊団のキラーが座っていた。 「良いところに来た。」 と少し疲れた顔でキラーが言った。 「なんでよー!!」 とそのキラーのこ言葉に膨れる名前。 俺はその光景に耐えられず、気づけば名前の手を握り歩いていた。 「痛いよ!ペンギン!!」 後ろから聞こえた名前の声で我に帰る。 「すまん…。」 と謝り手を離す。 「どうしたの急に。」 と俺の顔を覗きながら名前は言った。 「いや、なんかキラーと名前が仲良くして居るのを見たら…。」 と名前から目を逸らすように俺は言った。 「もしかして、」 と呟くように言った名前の方を見る。 「ペンギン、嫉妬したの?」 と少し顔の赤い名前が言った。 「嫉妬…。」 と確認するように俺は呟き 「かもしれない…。」 と付け足した。 「ふふ。」 と隣で笑う名前を見れば 「嫉妬してくれたんだ。」 とやたら嬉しそうに言った。 (俺にとっちゃ、他の男と仲良くして欲しくないのは事実だが、こんか名前の明るく、可愛い性格で男と絡むな。と言う方が無理なんだろうが…それより、キラーと喋っていた内容は俺には話せない事なのか…。) と一人ごちる。 「キラーと何を話してたんだ?」 と名前に聞けば、 「え!は、恥ずかしくて言えないよ!」 と顔を真っ赤にした名前の返事が帰ってきた。 なんか余計嫉妬してしまう。 少し黙り込んで居ると、 「もーそんな怒らないでよ。」 と名前が言ってきた。 「いや、怒ってるわけではない。」 と返事すれば、名前は少し呆れた顔をして俺に耳打ちした。 可愛い彼女とピュア彼氏 (ペンギンの素敵な所を言ってたの。) (っ!) ――― すいませんf^_^; リクエストを頂いて、頑張って考えましたがこんな駄文しか出来ませんでしたorz こんなものでよければどうぞ好きなようにして下さい! ありがとうございました! また気軽にリクエストしてくださると嬉しいです(^O^) |