ある日の午後。

「なんで、キャプテンはあんなに自分勝手なんだろうね。」

と私が机に肘をつきながら言うと

「確かに。」 「違いない。」

と右に居るペンギンと左に居るキラーが言った。

「キャプテンの気分で俺らはバラされるからな。」

とペンギンがため息をつく。

「ため息つくと幸せ逃げるぞ〜。」

と私がため息を聞いてそう言うと、

「名前だってわかるだろ。」

とペンギンが呆れた顔で言ってきた。

「そりゃ…まぁ。」

と言えば、「ほらな。」とペンギンに言われた。

「大変だな。」

と私達の会話を聞いて、苦笑いをした。

「大変も何も、バラすだけバラして戻してくれないんだから!!」

と私が言うと、「悲惨だな。」とキラーが言った。

「そっちはどうなんだ?」

とペンギンがキラーに聞く。

「暴れるのは別にいいんだが、余計な事まで巻き込んだり、まぁ、俺たちの事も考えてほしいもんだ。」

とキラーもため息をついた。

「キラーもため息ついた。」と言う私の隣でペンギンが

「確かに、考えてほしいよな。」

と言った後に

「でもまぁ、それがほっとけねーから、今現在も船に乗ってんだけどな。」

と笑って言った。

「ま、そうだね。」 「ああ。」

と私もキラーも連れて笑う。

「でも、たまにはこういうゆっくりした時間もほしいよね。」

と言おうと思ったら、

ドゴォォォォォン

私達の居る場所から少し離れた所で爆音が鳴り響いた。

「なんだ?」

とキラーが言った。

騒いで逃げる人達の声がこちらにだんだんと近づいてくる。

「向こうで、3億1500万ベリーのユースタス“キャプテン”キッドと2億万ベリーのトラファルガー・ローが暴れてるってよ!!」

と周りの悲鳴などの声の中から聞こえた。

「全くあのキャプテンだけわ。」

とペンギンがかったるそうに席を立つ。

「気が早い奴らだ。」

とキラーが呟いた。

「勘弁してほしいよね。」

と私が言って3人がため息をつく。

「名前もため息ついてんじゃねーか。」

とペンギンに笑われた。

「あー幸せ逃げた。」
と愚痴ると

「はいはい、行くぞ。」 

とペンギンに怒られた。

「ひどーい。キラぁぁぁぁ。」

とキラーに助けを求めると、

「仕方ない、行くぞ。」

とキラーに無視された。
文句を言おうとした時、

ドゴォォォォォォォン

本日2回目の爆音。
私達はまたため息を1つつき、その方向へと向かった。





苦労人はつらいよ

(ケンカもほどほどにしてほしいな)
(ペンギン言えてる。)
(違いない)

















―――
久しぶりのワンピの夢小f^_^;
うん。ダメだwwww



苦労人はつらいよ  ペンギン&キラー
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