「遅れてごめん!!」
体育館に入って荷物を置き、部長に謝る苗字。
「いや、全然大丈夫だよ。」
部長と言われる大道 雷花はそう言って笑った。
「まだ、あいつ来てないよね?早く準備しなくちゃ。」
そう言って、苗字は、部室に向かった。
「今日もあいつ来んのかな…ホントしんどいんだよね。」
と1人ぶつぶつ言いながら、歩いていると…
「!お!苗字じゃねーか!!」
名前を呼ばれて、苗字はその方向を見た。
「ボニー!」
見るとボニーが大きく手を振っていた。
「今、何してんのさ。」
ボニーが言った。
「今から、部室に行くとこ。ボニーこそ何してんの?」
ボニーの問いに答えてから、苗字が聞いた。
「今日は、バスケは外練なんだよ。だから、今タイム計ってんだ。」
そう言って、ボニーは苗字にストップウォッチを見した。
「そうなんだぁ。じゃ、うち部活に行かないと!!じゃ!」
「おう!」
そう言って、苗字は歩きだした。
「結構遅くなっちゃったな…あいつ来てんのかな…急がなきゃ、」
と呟き、練習着に着替え、体育館まで走った。
「疲れたー。雷花、あいつは?」
「まだ、来てないよ。でも…もう少ししたら来るかも。」
と大道が苦笑いで言った。
「まじかぁ…。」
大道の言葉を聞いて、苗字はうなだれた。
「フッフッフッ…」
急に笑い声が、体育館に響く。
(
来たぁぁぁぁぁぁぁぁ!!)
声がした方に目をやった苗字は、心の中だ叫んだ。
「ちゃんと部活しろよ、フッフッ。今日は俺、もう帰るから、あとは任せたぞ。雷花、名前。」
と言ってドフラミンゴ先生は帰って行った。
「ひぃぃぃぃぃ、下の名前ホントやめてほしい…」
「でも、今日はドフラ先生居ないじゃん。頑張ろ!」
そう言って大道は、苗字の肩を叩いた。
部活って大変なんです(雷花、あいつに先生つけて呼ぶの凄いね)
(なんで?)
(あんな奴、先生として見たくないから)
―――
やっと書けたよ、短いって?
気にするな(^o^)/