「起立!」

シャンクス先生が教室に入って来て、ドレークが号令をかけた。

「礼」

「「「お願いします」」」

「着席」

「はい、さっさと済ますぞ。お前達が楽しみにしている修学旅行が来週までに迫っている。で、D組は、問題児が多いと言う訳で、男女同じでかい部屋になった。」

「「えーー!」」

シャンクス先生が言った言葉に生徒がブーイングをした。

「まぁ、落ち着け、仕方ないだろう。問題児だらけなんだからな。なお、グループ分けは、もうしておいた。後で見ておくように。以上!」

「起立!」

「礼」

「「「ありがとうございました」」」

「着席」

「なぁ、乾。グループの紙取って。」

西表に命令された乾は「はい」と言って紙を渡した。

「どれどれ…。」

A班
キラー、ロー、エース、ゾロ
西表、小島、苗字、冬藤

B班
ドレーク、チョッパー、ペンギン、キッド
石井、河島、ナミ

C班
ウソップ、サンジ、ルフィ
乾、清谷、ボニー、ロビン


「うわぁ、C班荒れるなぁ。」

紙を見ていたウソップが言った。

「なんで、俺が名前と違うグループなんだよ!」

「知るか!どうせ、シャンクス先生が適当に決めたんでしょ!オカン!キッドをどうにかして!」

叫ぶユースタスに苗字はキラーを呼んだ。

「オカンて呼ぶな。たくっ、キッドグループは違うが部屋は一緒だろう。」

そう言ってキラーは文句を言っているユースタスに言った。

「!そうだな!部屋は一緒か。」

そう言って、機嫌が直ったユースタスはルンルンでルフィを引きずり、

「じゃ、俺ら部活行くわ。行くぞ!エース!」

と言って行ってしまった。

「…あれ?夢ちゃんは?」

キョロキョロと周りを見る小島。

「あぁ、あいつなら号令終わってすぐ、教室を飛び出して、部活行ったぞ。」

と紙を見て、西表に「一緒だな。」とゾロは笑って言った。

「部活熱心な奴だな。」

とチョッパーが言った。

「いや…部活と言うより…恋愛?」

とナミが言い直した。

「ロビンちぁぁぁぁん!瑞貴ちぁぁぁぁん!一緒のグループだよぉぉぉ!」

「大変なグループになりそうね。ふふ。」

サンジの言葉にロビンが笑った。

「ルフィが一緒って事は!ハンコック先生くるかな!」

とサンジの言葉に全く耳を傾けない清谷であった。

「じゃ、私そろそろ部活行くわ。嫌やけどな。」

と苗字が鞄を背負いながら言った。

「あはは、頑張って名前。また後でね〜。」

呑気に手を振る石井を苗字が殴りたくなったのは、ここだけの話。

「さて、私達も部活に行きますか!」

「そうだね。」

冬藤の一言で皆が鞄を背負いだした。

「じゃ、後でな結衣。」

エースがそう言って教室を出て行った。

「じゃ俺も、後でな蓮。」

ゾロもそう言って、出て行った。

「ラブラブだな。結衣も西表も。」

そう言って、ドレークが笑った。

「まさか、あんな結衣が付き合うとは思ってもみなかったな。」

とまた笑った。

「ドレーク。殴られたいの?」

冬藤はドレークに腹が立ったらしくドレークに拳を見せた。

「いや、遠慮しておく。おい、行くぞ!ロー、ペンギン。」

そう言って、ドレークが教室を出た後、ローとペンギンが楽しそうに教室を出て行った。

「じゃ、俺らも行こうぜ!チョッパー!」

ウソップがチョッパーに声をかけた。

「おう!じゃな理沙!俺、今日用事があるから先帰るぞ!」

と手を振りながら、チョッパーが石井に言った。

「私達もそろそろ行きましょ。いつもの場所で待ってるから。」

とナミ。

「じゃなー。」

とボニー。

「後で。」

とロビン。

「ばいばーい。また後でー。」

と石井達は3人に手を振った。

「そう言えばさ、」

西表が思い出した様に言った。

「何?いりちゃん?」

冬藤が聞いた。

「いやいや、名前の事だけどさぁ。なんか「ペンギンの事好き」みたいな事言ってなかったっけ?」

と西表が言った。

「そうだったけ?まぁ、いざとなればナコちゃんが居るし。」

そう言って、冬藤は小島を見た。

「え?私?」

急に名前を呼ばれ驚く小島。

「確かに、ナコに話したら、なんか気が楽になるし、ま、聞き上手てとこだな。」

と小島を見ながら、西表が言った。

「でも、聞くだけじゃナコちゃんダメだよ?なんかあったら、私達にも言ってよ。」

と心配そうな顔で見る冬藤に小島は

「うん。わかった、ありがとう。」

と返した。


「ナコ良かったら、帰り名前の話、聞いてあげて。」

と西表が言うと、

「わかった!任して!」

と小島は笑顔で言った。






友達は大切です

(しかし名前、ペンギン君てね。)
(人それぞれだよ、結衣ちゃん。)











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のろのろ更新すいませんm(_ _)m





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