修学旅行前日 HR

「て、そうゆうことでだ、明日は待ちに待った修学旅行だ。集合時間は、前に配ったプリントに書いてある。それと、集合時間には遅れるな!以上!」

「起立!」

「礼!」

「「「ありがとうございました。」」」

「あ、私プリント無くしたかも。」

挨拶が終わって、苗字が言った。

「たく、世話のやける奴だな。俺のを見せてやるよ。」

とユースタスがそう言って、苗字にプリントを渡した。

「へー珍しい事もあるもんだ!キッドがプリントを持ってるなんて!」

と苗字がプリントを受け取り言った。

「シバくぞ。」

とユースタスが苗字に言った。

「名前、キッドが珍しく持ってたんじゃなくて鞄の中に入れぱなしだっただけよ。」

とナミが入ってきた。

「あ!そういうことか!」

とナミが言った事に納得する苗字。

「まじでシバかれたいのか。」

とその2人を見て呟くユースタス。

「落ち着け、キッド。」

とユースタスの後ろからキラーが言った。

「たくっ、おい名前帰るぞ!」

とユースタスが言った。

「えぇ!まだ、プリント写せてない!」

と言う苗字にユースタスは

「後で返しに来たらいいだろ。」

と言った。

「えーめんど。じゃ、プリント返すからメールしてきて。」

と苗字がプリントをユースタスに返し言った。

「はぁ?そっちの方が面倒じゃねーか!」

と言うユースタスを無視して

「さ、キラー帰ろう。じゃ、皆バイバーイ!」

と苗字は教室を出た。

「おい!待てっ!」

とユースタスが苗字とキラーを追いかけ教室を出た。

「相変わらずうるさい奴らだな。」

とゾロが腕を組み言った。

「そうだな。」

エースが言った。

「でも、本当に仲良いよね。名前達。」

チョッパーの隣で一緒に綿あめを食べながら石井が言った。

「思いきって、引っ付けばいいのに。モグモグ」

ボニーがパンを食べながら言った。

「確かに、仲良いものね。」

とロビンが笑った。

その話しを聞いていた小島は、恐る恐るトラファルガーを見た。

(うわぁ、眉間にすごいシワ寄ってる…。)

小島が見た通り、トラファルガーの顔からは不機嫌という様子が伺えた。

「でも、名前好きな人居るよな。」

と西表が言った言葉に小島は

(ヤバい…。)

と思った。
西表はあえて言っているのか、おもしろ半分で言っているのかわからないが、まだ言っている。

ガタッ

「帰るぞ、ペンギン。」

トラファルガーがこの場から逃げるように言った。

「そうだな。」

ペンギンがゆっくり席を立ち、2人は教室を出て行った。
トラファルガーが教室を出て5分、小島の携帯が鳴った。

(う、トラファルガー君…。)

携帯を開けて、メールを見ると

〔苗字の好きな奴て誰だ?〕

(やっぱり来ると思った。)

小島はメールを見てため息をついた。

(いつかは、バレるんだろうな…。)

と思いつつ小島は

〔トラファルガー君じゃない事は確か、それとユースタス君も〕

(傷つくかな?)

と思いながら小島は送信ボタンを押した。

「私、帰るね。」

そう言って小島は、教室を出た。







歩いてると携帯が鳴った。
メールを開く

〔トラファルガー君じゃない事は確か、それとユースタス君も〕

(…。)

無言のままメールを見ていると、

「ショックな返事が来たのか?ロー。」

と隣に居たペンギンが言った。

「軽く予想は出来てた。」

とトラファルガーは言った。

「でも内心、傷ついてるんだろ?」

ペンギンが言った。

「痛いとこ突くな。ま、傷ついてないと言ったら、嘘になるがな。」

とペンギンに言い、携帯をポケットにしまった。

(好きな奴…誰だ。)

無言のまま歩く、トラファルガーの頭の中はそんな事でいっぱいだった。






「明日が楽しみだぁー。」

と公園のベンチで苗字が言った。

「そうだな。」

とキラー。

「遅刻すんなよ。」

とユースタスが笑いながら、苗字に言った。

「なっ!キッドには、言われたくないね!」

と苗字がユースタスに言い返した。

「2人共うるさい。」

とキラーの言った言葉に

「「キッド(名前)よりまし!!」」

と苗字がユースタスが言った。


あっという間に

キラー(明日が思いやられる…。)








―――
はぁーい。今回は少し長い気がします。
正直、書いていた原文を少しいじりましたー。て言っても、だからて言うだけなんですがね(笑)
次も頑張りますよ(^O^)





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