2013年高尾ちゃん生誕祭 | ナノ

7人目:笠松幸男の場合

「高尾について、だ?」

はい(なぜか畏まる)。

「んー、そうだな…」

「高尾は1年だけど強豪バスケ部のレギュラー勝ち取って、PGとしてもパスの技術も高いな」

認めているんですね。

「あぁ、あいつは同じポジションとして実力も認めてるし、油断できないって思ってる」

「それに後輩に欲しいな」

「なんか可愛いっつーか素直でいいだろ?」

そうですね。愛されてますね。

「愛ってなんだ!?愛って…!」

そんな顔赤らめなくてもいいですよ?
彼がみんなに愛されてるのは今に始まったことじゃないので。

「そ、そうなのか…?」

はい。

「ま、まぁ後ろをひょこひょこ付いてくるのは、か、かわいいかもな……」

え?なにか言いました?

「なんでもないっ…!」

そうですか。
まぁ、からかうのはこの辺で。
では、これを読んでください。

「…ん?これ読めばいいのか?」

どうぞ(カンペ)。

「わかったよ。あーっ、高尾。誕生日おめでとう」

「これだけは言っとかねーとなっ…」

「森山じゃねーけど、秀徳嫌になったらいつでも海常に来ていいからな」

ここで口説くとは…やりますね笠松さん。

(誕生日まであと14日)

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