寛貴は目を覚ますと、全裸の状態で両手をネクタイで頭の上で一括りに縛られていた。

「起きた?」
ぼんやりした視界から入ってくる情報に色々驚きながら、一番腑に落ちないのはイケメンの友達の宏が寛貴の乳首を触っている事だった。

「寛貴とこうするのがずっと夢だったんだ。」
独り言のように呟いて、寛貴の耳を舌先でペロリ、ペロリと舐めて、にゅるっと耳の中へ滑らせる。

「…んっ…ど、どんな冗談だよっ…っ…」

宏は寛貴の言葉を無視し、ぺちゃぺちゃと耳をひたすら舐める。

「…んっ…んぁっ…止めろって…」

寛貴は顔を赤くしながら、体を捩り逃げようとしながらも、手が縛られているせいで現状何も変わらない。

宏はまるでキャンディーでも舐めるように寛貴の耳から首筋へと舐めていき、胸を撫で回す。

「…んっ…んっ…っ…。」
「撫でただけで乳首がビンビンに勃ってるけど、乳首、触られるの好きなわけ?」

「…っ…っ…っ…」
寛貴は乳首にひどく感じる体質だったが、宏の質問に震えながらも横を向いて否定するようにぐっと目を閉じる。

そんな寛貴を愛らしい眼差しで見つめながら、寛貴を喜ばせるように乳輪を指先で円を描くようにくるん、くるんとなぞると乳首を摘んで指の腹でクリクリと転がす。

「…ぁっ…ん、ぅ…や、やめろっ…」
寛貴は嫌々と頭を左右に振るが乳首を弄ばれる度にペニスをビンビンにして、たらりと我慢汁を垂らす。

「気持ち良いんだろう?素直になれよ。ちんこ、ビンビンにして、説得力に欠けるよ…寛貴。」
言いながら、宏は両乳首を摘んで引っ張っては、撫でて爪を立てて、コリコリと押し潰す。

「…んぁっ…ぁっ…宏…っ…」
涙目で名前を呼べば宏は嬉しそうに微笑みながら乳首を口に含んで、むしゃぶりつき、舌先でねっとりと舐め上げる。

「…ぁぁあっ…っ…っ…」

色っぽい声を上げて腰を振る寛貴に気を良くして、左乳首を甘噛みしたり、テカるくらい舐めれば右乳首は指で強弱をつけ弄る。

宏は寛貴のペニスから垂れる我慢汁を指に付け濡らせば乳首に塗りつけて、チュパチュパと舐めたり、弄ったりする。

「…んっ…んっ…んぁっ…」

良い加減、勃起したペニスを癒されたい寛貴だがそんなお強請りができるわけもなく、震えてM字で内股を擦り付ける。

宏は乳首から口を離すと寛貴の耳を舐めながら、ペニスを優しく握り

「どうした?こんなにビンビンで、いきたいんだろう?」

優しく竿を扱けばペニスは次第に硬くなり、次の刺激を求めて汁を垂らす。

「…っ…知らねーよっ…」
と、言いながらも無意識に腰を振り、宏の大きい手に擦り付けてしまう。
「…んっ…んっ……」

宏は我慢汁を先端から掬いながら全体に塗りつぶすように扱いてやり、寛貴のペニスが天井を向けば、M字の脚の間に入り、両手で寛貴のペニスを握りながら、玉を丁寧に舐め、そのまま、根元から先端へ丁寧にちゅぱちゅぱっと舐めていく。

「…ぁぁっ…宏っ…ひろっ…宏っ…止めろって…」

縛られた両手で宏の頭を押さえつけようとする寛貴だが、一瞬で、頭の上へ押さえつけられ、一気にペニスを咥えられ、しゃぶられれば、体を反らせて、シーツを爪を立てて蹴る。

「…ぁっ…んっ…んっ…宏っ…でるっ…そんなに吸われたらでるっ…ぁっ…んっ…やめっ…やめろっ…」

「いけよ…口の中で。」
宏は言うなり、手を激しく扱きながら、先端をチューチュー吸い付いて、口に全てを含めれば頭を激しく振って吸い付く。

「…ぁっ…あ、あ、いっちまうっ…ぁっ…んっ…宏っ…ぁっ…あぁっ…ぁあっ…っっ…」

呆気なく口の中で、いってしまった寛貴はどうしてこうなったんだろうと、ぼんやりと考え、気持ち良かった余韻に浸っていると、俯せにさせられ、お尻を撫でられる。

いやらしくお尻を撫で回される。

「おい、宏、良い加減にしろよっ…っ…」

頭を枕に伏せてお尻だけを突き出す恥ずかしい姿で、ひたすら宏にお尻を撫で回される。

「綺麗なお尻だね。前から思ってたけど、寛貴ね全てが俺好みだよ。」
「…っ知るかよっ…良い加減やめろっ」

どれくらい撫でられてるだろうか?
15分か20分…それ以上か?
寛貴は時計を確認すらできず、いったにも関わらず、お尻へのくすぐったい刺激にまたペニスが反応しつつある。

「美味しそうな…お尻だね、寛貴。」
撫でながら、お尻をねっとりと舐め始め、…ちゅっと太ももに吸い付いてはそのまま、お尻まで舌先で堪能する。

「…んっ…んっ…んっ…」

お尻を揉まれ、舐めれればざわざわと微かに感じ、嫌な予感が寛貴の中で生まれそれは的中する。

宏はお尻を散々舐め回し、唾液で塗れば、アナルに顔を埋め匂いを嗅ぎ始め、舌先でちょろちょろと探るように舐める

「そこは…やめろっ」
「俺は、ずっと寛貴が好きだった。その感情をずっと我慢してたけどもう抑えられないよ。」

宏は冷静に言って、アナルを広げればにゅるにゅるっと、舌を入れて中へ中へと挿入し、蕾を溶かすように唾液を送り込んでは掻き回す。

「…んっ…っ…」
気持ち悪いとしか感じない寛貴はどうしてこんな事を宏がするのか全くもって理解に苦しんだ。ただ、宏は自分を傷付けようとしているわけではないのはわかった。告白されてあっさり断わった自分にも少なからず非があるのは認めざるおえないに、しても、今の状況を呑み込めない。

宏は寛貴のアナルを丁寧ににゅるっと舌を入れ何分も何分も舐めながら時折、アナルを両手で開いて中を覗いては
「ピンクで綺麗だね。」
などとぽつりぽつり感想を零す。

ローションボトルを手にしては
「少し冷たいけど我慢して?」
そう宏は言うとたらーっとローションボトルを寛貴のお尻の上で傾け、お尻全体に伸ばしながら、アナルの入口に指まで塗り込む。

「…冷てぇっ…!!…っ…っ…」

ローションで濡れた宏の指はゆっくりとお尻の中へと進めば、中までローションを塗るように掻き回す。

「…やめっ…やめろっ…抜けよ!…っ…」
「今、寛貴の良い所見つけてあげるから、待ってて、寛貴のアナルを触るのが俺が初めてなんて、ゾクゾクするよ。」
「…っ…あほかっ…っ…んっ…」

宏の長くてごつい指はローションの滑りを借りて、ちゅぷちゅぷとアナルの中を掻き回す。最初は異物感に顔を歪めていた寛貴だったが、次第に何かわからない感情が伴う。宏にあれだけ長い間、舐められれば痛くは全くない。宏の指が無遠慮に開拓されてない領域を犯し後戻りができなくなりそうなこの状況を冷静に分析しても縛られた手によって何もできない。

宏の長い指は奥へ奥へと進んで掻き回して肉壁のヒダを掠めてはまた奥へと進み、くちゅくちゅとローションを中へ中へと塗られる。

「…あぁあぁぁぁっ…っ…」
寛貴は自分でも驚く程、仰け反り、震えた。宏が指で掠めたのは…恐らく前立腺。

「ここが良いの?」
宏は寛貴を眺めながら、ビクンと体をわななかせる場所を敢えて執拗に指の腹で何度も何度も掠める。

「…んっ…ぁっ…ぁっ…やめっ…やめぇ…んぁっ…あぁっ…ああっ…ひろっ…宏っ…」

いつもの男らしい寛貴の面影はなく、涙目でふるふると震え、だらだらと我慢汁を垂らしながら無意識にペニスをベッドに押し付けるように腰を振る。

「気持ち良いの?ここ、弄ると中がきゅんきゅんして、俺の指をぎゅっと捕まえて、初めてとは思えないくらい…恥ずかしいくらい感じてるね。」

宏は寛貴に覆い被さると、耳をぺちゃぺちゃっと舐めながら、乳首を弄り、前立腺を攻め続ける。

「…んっ…んぁっ…ぁっ…ぁっ…」

…いきてぇ!!
っと寛貴は思うが初めてのアナルでいくわけもなく、半レイプ状態の宏に頼めるわけもなく、耳と乳首の刺激に生殺し状態だった。

「…またちんこ勃ってきて、シーツに擦り付けて気持ち良いの?……いきたい?」

低くセクシーな宏の声が耳元で悪魔のように甘く美しく囁く。寛貴は肯定も否定もせず、頷きもしてないが、宏にわかるように目を細め、瞼を閉じる。

「いいよ。いってごらん。」

耳をぺちゃぺちゃと舐めながら、乳首を触っていた手はゆっくりと寛貴の体を這わせペニスを握る。

「…ぁぁっ…ぁっ…」

待ち侘びた確かな快感に歓喜の声を漏らす寛貴は自分の声が高く甘い事に気付いていない。それどころか早くいきたいとばかりに腰を小刻みに振る。

宏はアナルの指を二本に増やしながら、くちゅくちゅと挿入し、ビンビンの竿を激しく扱く。

「…ぁっ…ぁっ…んっ…宏…っ…」
「……寛貴…可愛いよ。ずっと好きだよ。これからもずっと。好きだよ。」

「…ぁっ…いく、いっちまうっ…あっぁっんっあ、う、ぁっぅっ…ぁぁあああ…」

アナルとペニスをグチャグチャにされてドピューーっと盛大に精液を宏の手に零せば、ぐったりとして、いった余韻に浸っている。

宏はカチャカチャとベルトを外し、ズボンと下着を脱ギ捨てれば長く極太のペニスにローションをかけ、自分で数回扱きあげ、寛貴を俯せから仰向けにゴロンっとひっくり返す。

寛貴はこれから宏が何をしようとしているのか嫌でも理解できた。長く太過ぎる肉棒にごくりと喉を鳴らし、汗がたらりと流れる。

「…無理だぞ!!」
逃げ腰で怯える寛貴に対し
「何が?」
と宏は笑顔で答えるが目は至って真剣だ。

宏は寛貴の脚の間に入れば、自分のペニスを掴み、寛貴のペニスに擦り付けたり、アナルの入口に先端を当てたりしてくちゅくちゅと遊ぶ。

「…んっ…んっ…」
宏のペニスが擦る時、いったばかりだというのに寛貴のペニスはビクンと脈を打ち熱を再び取り戻す。

「…んぁっ…ぁっ…んっ…」
「こうやって、ちんこを擦り付けるだけでも、いっちゃいそうだよ。」
そう言いながら、宏は寛貴の首筋に吸い付き、舐めながらアナルの入口に先端を擦り、次第にジュポッっと入れようとする。

「…!!…ふざけんな!!…!!」
寛貴は手を縛られてる最中、右脚で、宏の腹にバンっと蹴りをお見舞いした。
宏は後ろへふらっとよろめいたが、先程までの優しい表情が一変して、怒りや憤りが感じられるくらい空気が冷たくなる。

「お、お前がいけないんだよ!俺、言ったじゃんっ同性に興味ないって、可愛い女の子が好きなの!!掘られるとかまじないから!!」
必死に訴える寛貴に対し、宏は冷たい視線で寛貴を睨みつけよろめいた体制を整えるとクローゼットからネクタイを取り出し、黙ったまま、寛貴のペニスの根元を縛り付ける。

「だから!!お前…っ…やめろよっ!!」
再び蹴ろうとする寛貴だが、運動神経が良い宏が2回もくらうはずがなく、脚を抑え付けると寛貴のアナルに長い極太のペニスをゆっくり入れていく。

「…いやっらっ…やめろっ…んっ…ぁっ…」

異物感はあるもののアナルへの痛みはまるでない。大きい何かが自分の中を埋めていくような、初めての経験に言葉を失う。

宏は縛られた寛貴の手を抑え付け、ゆっくりと体重を掛けて寛貴の中を犯す。

「…んっ…っ…」
寛貴の顔が歪んで、不安そうに横を向き白い壁を見つめている。一気に挿入しようとする宏に
「…待て!!…っ待って…待てよっ…」
と、涙目で訴える。勿論、痛みはない。あるのは心がついていってないのに対し、体は宏が触れる部分が熱くなり、これからくるであろう前立腺の快感に期待している自分を受け止められない。

宏は…待ての一言に一旦腰を止め、和解を求めるように寛貴の頬を舐めながら汗を舌で掬う。腰を止めている最中も、寛貴の乳首を撫でたり、ペニスを触ったりして、寛貴を煽り続ける。

もう逃げられない…
寛貴がそう確信したのは、宏の目線は熱く、止めようとする気配が一向にないからだ。ならば、早く終わらせて解放された方が良いと安易な考えに及ぶのは楽天家である寛貴の良い所だろう。

乳首を摘まれれば、分かるほどアナルを締め付けて、ペニスを触られれば腰を振ってしまう。

お互い、吐息だけが激しくなる中、再びアナルへの刺激が開始される。伺うようにゆっくりと、ペニスを入れられ、奥まで入りきると、宏は嬉しそうに接合部を指で撫でて、打ち付けるように、腰を振りだした。

「あああっ…ぁっ…う、ぁっ…んつぁっ…ぁっ…」

指とはまるで違う。入口から奥まで極太の肉棒で肉壁を何度も擦られ、長く丸い先端が、先程の前立腺をガンガンとついてくる。

「…ぁっ…ぁんっ…ぁっ…ぁぁっ…ぁんっ…そこ、らめぇ…そこ…ああぁっ…」

寛貴の中には快楽しかなかった。
ぐちゅぐちゅと音を立てて、中を掻き回れれば腰を浮かせ、ガクガクして、甘い声を漏らす。ふと、視線をあげれば、必死な宏と視線が合い、宏は寛貴から視線を外す事はなく愛おしいように髪を撫でて、ぺろぺろと顔を舐めながら、激しく腰を打ち付けた。

「宏っ…ぁっ…ぁんっ…んっ…う、あっ、そこ、いや、いっちゃぅ…んぁっ…らめぇっ…いくぅ…いくぅ…」

挿入をぐちゅぐちゅと繰り返され、最奥の前立腺をズンズンと擦られた上に、揺れているペニスを痛いくらいに激しく扱かれる。

…いくぅ…いくぅ…いくぅ…

そう、高みにばかり気を取られ、ペニスを縛られている痛さに涙を流し始めた。

「ぁっ…ぁっ…いけないっ…紐、紐、外して…頼むっ…」

「なら、言ってよ。俺のおちんちん気持ち良いって、毎日犯されたいって。」

言ってしまったらそのまま、快楽地獄へと落とされる不安があったけど、息を上げながらぽつりぽつりと言う、

「…気持ち良い…きもちぃっ…宏の…っ…おちんちん…きもちぃぃっ…からっ…まいにちっ…ぁっ…ん、う、おかされたいっ…あぁっ…んぁっ…」

言いながら、本当にそうであるように寛貴の脳はトロトロに溶け始め、気持ち良いっと一度認めてしまえば、自尊心や理性など跡形もなく粉々になり、残ったのは気持ち良くラストスパートを終わらせたいと言う願望だけ。

だが、怒っている宏に通用するわけもなく、宏は満足した様に、腰を何度も打ち付け、先に寛貴の中に大量の精液を注ぎ込む。

中の液が宏の精液だと理解しても寛貴にはもはや嫌気はなく、
「…宏…っ…宏…っ…」
と、名前を漏らし甘えては次は俺の番だと主張しているようであった。

宏は満足したように、寛貴からゆっくりペニスを抜けば、寛貴のペニスを戒めていた紐を外し、愛おしいそうに舐め始めた。

「…ぁっ…んっ…う、ぁっ…」
…きもちぃぃっ…きもちぃぃっ…

頭の中では、気持ち良いとしか、寛貴は考えられなかった。今までの歴代彼女の中にこんなに丁寧にいやらしく淫乱に寛貴のペニスをフェラする者はいなかったからだ。

次第に快感は頂点へといくが、いつもと様子が違う事に寛貴はヒヤリとする。

「…んっ…宏、宏、止めろ!!でるっ!!でるから、止めろ!!…っ…」

切羽詰まる様子の寛貴に対し、宏は至って冷静沈着だ。
「…出せよ。全部飲んでやるから。」

「違う!!しょんべん!!しょんべんしたいから、トイレ、頼むっ!!頼むっ!」
「すればいいだろう?ここで。」

耳を疑った。今、何と??

「無理!!頼むっ…一生のお願いっ…頼む!!」

ネクタイで縛られた両手をギシギシ動かして、体も動かして必死に抵抗を見せる寛貴を抱きかかえると、宏は風呂場に連れて行き、シャワーの前に立たせた

「いや、トイレ!!その前に、手を…っ」

ごちゃごちゃと狭い浴室で、声を響かせる寛貴の前にしゃがめば、激しく扱き出し先端をちゅーちゅーっと吸い始める。

「…ぁっ…いやっ…まじ、俺、こうゆうの、無理!!…やめて、やめて、許して、お願いっ…宏っ…ぁっ…そんなに吸ったら…」

我慢の限界がきて、脚をふるふるさせながら、ジュボジョボジョボっと尿を漏らしながら、大きい瞳から涙が流れていく。

もう…壊れてしまう…何もかも…

その様子を冷静に宏は眺め、流れる黄色い液をあーーっと口を大きく開け、こくりこくりと飲んでいき

長い失禁が終われば、愛おしそうに、宏は寛貴のペニスをフェラした。

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