田原 優斗は痴漢のあった次の日は一本前の早い時間で電車に乗った。昨日の痴態を思い出し、電車に乗っただけで勃起してしまう。時間をずらしたにも関わらず、相変わらず車内はぎゅうぎゅうで、その日も優斗は痴漢をされた。


 電車の時間帯を変えても、車両を変えても痴漢は続き、毎日の日課となっていた。ペニスを直に触られて車内でいかされる日もあれば、お尻だけ触られる日もあるし、ズボンの上からペニスだけを触られて勃起状態で終わる日もある。
 それは痴漢の気分次第で、気弱な優斗は犯人を特定する事も抵抗する事もましてや誰かに相談する事も出来ずにひたすら痴漢に慣れ、快感に変わっていく日々だった。最近はアナルを必用に触られて、アナルに指が一本はやすやす入るくらいまで調教されていた。


 今日も同じだ。早めの電車に乗ってぎゅうぎゅうで、痴漢は優斗の後ろで息を潜めている。慣れた手付きで優斗のお尻を撫で、最初の様に遠慮や躊躇はなく、大胆に触り、揉む。背中からズボンへ手を入れられれば、直にお尻を撫でてはアナルの入り口をツンツンと指でノックし、強引にアナルに指の先端を入れてはぐるりぐるりと掻き回している。


 …ぁっ…ぁんっ…う、あ、やぁっ…


 痛みはない。毎日少しづつ開発された体は電車に乗るだけで勃起し、触ってもらいたくて我慢汁までたらたらと流す様にまでなった。アナルも最初は違和感を覚えたが、指で中を探られればひくひくとし、ザワザワした感情と少し痛みの後にくる未知の快感に酔っていた。


 指はアナルの奥へ徐々に進められては掻き回され、指を抜かれると優斗が一番気持ち良いと感じるペニスにたくさんのご褒美を痴漢はくれる。優斗にとって、痴漢は気持ち良い事だけを教えてくれて、相手はわからずとも、優斗を気持ち良くする事だけを考えているのは優斗にも伝わっていた。


 アナルに触れた後、待ち焦がれたペニスを優しく熱心に扱く。

…ぁっ…らめ、頭…蕩けちゃぅ…そこぉ…きもちぃいっ…もっとぉ…もっとぉ…

 優斗は自然と腰を振り、痴漢の手にペニスを擦りつければ、痴漢は喜ぶように、膝で優斗のアナルを撫でながら、優斗のペニスを激しく扱く。


…もうすぐで…いくぅ…いくぅ…

っと、言う所で手を離され、ズボンにペニスを丁重にしまわれる。

 …ど、どうして…


 優斗が我慢できない様子で正面を見れば電車は優斗が降りる学校がある駅に流れついていた。


 …そっか…また明日か…



 優斗は残念そうに大勢の人と一緒に降りると、バックで勃起を隠しながら、とぼとぼと覚束ない足取りで学校へ通う。
授業までは時間があり、気持ちの治りもつかないので、誰もいない部室に行くとベンチに腰を下ろしズボンと下着を下ろし、そっとペニスを扱き始める。

 優斗は今日は、朝練は休みで誰も来ないことは知っていた。壁には『優勝目指すぞ!』などの落書きが書かれており、見渡せばバレーボールがちらほらと散らかっている。部室の薄暗い空間で、男男しい匂いに囲まれ、優斗はドキドキとした中で瞳をぎゅっと閉じ、痴漢の手を思い出して、一心不乱にペニスを扱いている。


 …ぁっ…あ、う、んっ…んぁっ…


 片手でアナルの入り口を触り、開いた片手で、我慢汁を指で掬ってはペニスに塗りつけるように夢中で扱く。名前も顔も知らない痴漢の手を思い出し痴漢が教えてくれた気持ち良いポイントを探りながら弄る。


静かな部室には優斗の甘い吐息と、…ぐちょぐちょと、濡れた音が響き、アナルに指を入れようとして、目をゆっくり開けば…


 目の前には1年上で、2年生副キャプテンである、川口  陽翔(あきと)が扉に背を凭れ腕を組んで立っていた。


 …っ!!いつからいたんだろう…
 優斗は心臓が止まる程、驚いて、体操座りをし、股間を咄嗟に隠すてはアワアワと忙しくなく、辺りを見回し、逃げようと立ち上がると、陽翔は優しい声で言った。

『…続きしたら?』

優斗は耳を疑ったが、部活に入っていれば先輩の言う事は絶対である。寧ろ背くなんて論外であった。優斗はぽかんとして、陽翔の言った言葉を思い返している。

 …今、何て言ったの?


 優斗が頭を傾げると陽翔は優しく微笑み、口元に手を当てクスクスと笑っている。優斗にゆっくりと近付いてくる。


  立ち上がった優斗は、近付いてくる陽翔に後退りして、ベンチにドスッと座り込むと、陽翔は
『大丈夫?』
っと、優しい耳元で囁き、そのまま、耳をぺちゃりと舐め始めた。


『…んっ…陽翔先輩っ…ぁっ…』

初めての耳への快感にうっとりして、今の状況を把握出来ていない。なぜ陽翔が耳を舐めているのか?考える前に先程からお預けをくらった、いきたいと言う感情に忠実であった。


 『ここ…ずっと我慢させて、ごめんね。今、いかせてあげるからね。』


 陽翔は優しく優斗のペニスを握ると優斗は嬉しくなり、腰を振りながら、陽翔の掌にペニスを擦り付ける。まるで、痴漢にしていていたように。

『…ぁっ…う、ぁんっ…』

優斗が蕩けた顔で見上げれば陽翔の優しいイケメンの顔がにっこりと微笑み、陽翔は優斗の髪を優しく撫でながら首筋に吸い付いて手で激しくペニスを扱く。


 『…ぁっ…んぁっ…らめぇ、んっ…ぁっ…』

陽翔の手はどことなく痴漢に似ていてそんなはずはないのに、酷く優斗は感じて、ベンチに両手をついてはガクガクと腰を震わせる。

 陽翔は優斗の両足をベンチに乗せてM字に開かせると、優斗の股間に息が掛かるくらい顔を近づけ、優斗のペニスとアナルをジロジロと観察する。

  『…陽翔先輩…』

 …見られると恥ずかしくて感じちゃうから止めて下さい…

っと優斗が言おうとすれが陽翔は早くしてと甘えられていると勘違いし

『今、気持ち良くしてあげるから、いっぱい、いってごらん。』


と、優しく微笑み、床に膝を立て座り込めば優斗のペニスの先端をグリグリしながら、アナルの入り口を舌でねっとりと何度も舐めあげる。


『…ぁっ、陽翔先輩っ…らめぇ、ぃやぁっ…ぁっ…汚いっ…ぅ、ぁっ…』


優斗は必死に陽翔から離れようと腰を引けば、陽翔は強くペニスを引っ張り、それがまた優斗に快感を与え、ダラダラと我慢汁を垂らしては陽翔の手を汚し体を退けぞらせる。


…んぁ…ぁっ…にゅるっ…

手は激しく扱かれながら、舌は奥へ奥へとにゅるにゅると入っていく。指を優斗のアナルの入り口を撫でれば、慣れた様子で奥まで…ぐちゅぐちゅと強引に出し入れし、朝の痴漢で、出来上がってる優斗は呆気なく頂上へと登っていき


『ぁっう、ぁっ…ぁっ…あき、とっ…先輩っ…っ…らめぇ、いくぅ…いくぅ…』

『いってごらん、優斗…』


 陽翔はアナルに入れた指を激しく弄りながら優斗のペニスを咥えると、舌を絡め、カリをなぞりながら、吸い付くように…ジュボジュボっと、頭を振る。

『んっ…ぁっ…んっ…んぁっ…いくぅ…っ…』

 いつもの癖で声を我慢しながら優斗は陽翔の口の中でいってしまい、陽翔は優斗の液を口に受け止めれば、味わう様にくちゅくちゅと舐め、ごくりと飲み干した。
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