*めだかボックス、球磨川先輩成代
「僕は勝てる」と自分自身にも嘘をつく球磨川先輩の話。


/球磨川禊の独白


『僕は昔から嘘がばれたことが無い。……というのは嘘だけど、確かにばれてほしくない、自分の身が可愛いが故に必然的についた嘘はばれたことがないんだ』
『例えば? そうだなぁ、人を殺したり? ……嘘だよ、冗談だ』

多分ね。

『ま、それは兎も角。こんなものだから僕は大嘘憑きというスキルを得て自由にやってるわけなんだけど』
『産まれたときから自分の過負荷に気付いていた僕は、同時にもう誰にも勝てないだろうということを予期した。……でもさ、僕って負けず嫌いでね』

勝てない人生なんて、それは私の人生じゃない。だからさ、

『僕は僕の嘘で、僕が人類一最弱な負け犬だっていう真実を、無かったことにしたんだ』
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『球磨川先輩』2013/10/01 Tue 16:54
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