*宇宙戦艦ヤマト2199
=ヒーロー(樹/いつき)
古代進の血の繋がらない双子。古代兄弟とは元々幼馴染で、樹の両親が海外で遊星爆弾によって死亡したため、古代兄弟の両親が引き取った。
ヤマトでは真田、新見の交代要員として働く。階級は二尉(二等宙尉)で技術科士官。新見が営倉入りしてからは情報長代理に就任し会議に出席する(新見が復帰後正式に情報長に就任し一尉に昇進、新見は補佐にまわる)
ぼんやりとしているがやるときゃやる。一般的には真田の腰巾着だと思われているようだが、技術科ではメインブリッジでの真田の交代要員として働く、情報長代理に選出されるなど中々優秀。

偶然にも同じ日付に生まれた俺と進君は馬鹿みたいに毎日一緒に遊んでいた。青い空の外に敵がいるなんて知りもしない頃だ。俺達は馬鹿だった。
あの日、俺の両親が海外旅行に行くというから俺はしばらくの間古代家に預けられた。一日中ずっと一緒にいられるものだから俺達は毎日遊び呆けた。無論小難しいテレビの情報番組なんて見ない。両親が旅行に行った先の街が遊星爆弾で壊滅したことを、俺は或る日帰ってきた、青ざめた守君から初めて聞いたのだ。


*旅路/転生現パロ予告(嘘)

深く知らない人ならば気付かなかっただろう。けれど俺が、彼の姿を見間違うはずが無い。ようやく捜し求めていた人を見つけた。絶対にそうだと自分の本能が確信していた。   彼こそが、土方十四郎だと。
「ッ土方さん!」
名前を叫べば、彼は白衣を翻して俺を振り向く。その表情は、敢えて表現するならば「不快感を隠しもしていない顔」だった。何か機嫌を損ねることをしただろうか。こんな公衆の面前で、病院内で大声で叫んだのが駄目だったのか。
「……君、俺に何か用かな?」

事態は、俺達が思っていたよりずっと危機的状況だった。
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『ヤマト/旅路』2013/08/06 Tue 18:30
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