*はじめてのかみかくし1

アカウント名は違いますが、Pixivに投稿した黒バスホラー(仮)の一話目です
ただ単に洛山の光と陰を書きたかっただけとも言う

※原作IH直前、黛さんと赤司弟が神隠しにあう話
※ホラーではなくオカルト
※肉体的にひどい目にあったりはしない予定です



 京都の夏は暑いというが、俺にしてみればいうほどではない。おそらく、俺がもとより京都の生まれであること、そして夏休みの一ヶ月半を高校の体育館と寮の自室で過ごしているせいなんだろう。
 洛山は文武両道を謳い、一環として運動部の活動に力を入れている。学内に体育館は幾つかあるが、俺が入学する前に改修されていて、外の異様な熱気とは隔絶された快適な空間を提供してくれている。グラウンドで汗水たらしている陸上部なんかをみていると、六年前のバスケを選んだ自分を褒め称えたい気分になるが、その結果六年目にしてはじめて遭遇し平凡の権化たる俺を邂逅の一瞬にして非日常へ招き入れ、あわやラノベ主人公のごとき境遇に仕立てた魔王が現れたことを思うと、自らの選択に疑問を呈したくもなる。
 この魔王は俺より二歳年下であり、列記とした後輩であるはずなのだが、この四月に屋上で邂逅して以来ヤツは先輩である俺に対して「千尋」と名前で呼び、不遜な態度を取り続けている。ヤツはその年に似合わない風格であり、入学式以来俺たち洛山生を従え支配者然としているのがにとんでもなく似合ってしまう魔王様だ。頭のつくりも、バスケの実力も、洛山であいつに敵うやつはいない。文武両道才色兼備、神様もとんだエイリアンを生み出してしまったものだ。天然モノのオッドアイとか、マジで二次元スペックすぎるだろ。

「おい、千尋、聞いているのか」

 魔王様、もとい赤司征十郎は、目の前で仁王立ちをしたまま俺を見下げている。
 こいつも同じ練習をしていたはずなのに、いまこうやって体育館の隅で座り込んでいる俺にくらべて、まるで今来ましたとでも言わんばかりの涼しい顔をしている。
 まったく、同じ人間とは思えない。宇宙人とか、異世界人だとか言われたほうがピンとくるってもんだ。

「……残念だが、僕はただの人間だ。宇宙人や異世界人の存在を否定する気はないが。――で、話は聞いていたのか?」

 誰かさんの組んだ鬼サーキットのせいで疲れているもんでね。

「そうか? いつもよりは軽めにしたつもりだったんだが。それで千尋、今日はこの後暇だな」
「だったらなんだ、お前と二人で遊びにでも行こうってのか」

 冗談じゃない。赤司と連れ立って歩く自分の姿を思い浮かべようとしたが、明らかに赤司が俺と比較して役不足だ。そもそも用件は知らないが、仮にも受験生の貴重な時間を暇だと決めつけてくれるな。

「だろうね、千尋はそう言うだろうと思っていた」

 赤司はここまで異彩の目を細めて仏頂面でいたのを、ふとゆるめて、俺の右隣に腰を下ろした。こうしていると、俺よりも上背は低いが細身ではない。横顔も整っていらっしゃる。女だったらなあ――なんて考えていると、イエローアイが俺を鋭く睨んでいた。

「言っておくが、もし仮に僕が女だとしても、おまえを選ぶことは絶対にない」

 いつものことだが、こいつ、エスパーか。当然のように心を読んでくる後輩にげんなりしつつ、話の先を促す。

「わかってるよ、もしもの話な。で、暇だったらどうなんだよ」
「神社に行くらしい」

 赤司の言葉は簡潔だった。その口ぶりから察するに、赤司の提言ではないようだが、神社ねえ。

「監督がおまえにだけ伝え忘れていたというから、僕が伝令役になったんだ。今の一軍で行ったことがないのは僕達だけのようだから。僕も、どこの神社かは知らないが、うちの学校では慣例らしいからな」

 まあ、千尋がいなくてもわかりやしないだろうが、と赤司は薄く笑いながら言って、立ち上がった。確かにそうだとは思ったものの、京都に住む身としては神社仏閣巡りも嫌いではない。受験の願掛けでもしておくか、くらいの気概でいて、――まさか自分が非日常的なことに巻き込まれるとは、このときの俺は、露ほども知らなかった。



 洛山高校御用達の神社は、学校の前にあるバス停から約三十分のところにあった。
 バスから降りるとケヤキ並木の参道が出迎える。

「ここの参道はニキロくらいあって、お参りするまでが結構長いのよね。征ちゃん、飲み物持ってきたかしら」
「ああ、おまえたちに言われたからね」
「去年は途中にあった売店でアイス買ったよね、永ちゃんが落としちゃったやつ!」
「そりゃおめーがぶつかってきたからだろ」

 監督を先頭にして、俺たちはその後ろをだらだら歩いていた。実渕の言うとおり、進行方向を見遣っても、神社の“じ”も見えない。こりゃ長旅になりそうだ。

 この神社は洛山高校の運動部でレギュラーを張っているヤツなら一度は訪れる、縁ある神社だという。
 昔のとこだ、洛山高校サッカー部はとある大会の決勝で戦わずして勝利を得た。不戦勝である。というのも、相手が試合会場へ向かうバスが石油タンクローリーの横転事故に巻き込まれ、少なくとも「試合ができる状態ではない」程度、つまり選手生命を絶たれるほどの怪我を負ったからだという。無論洛山がなにかをしたわけではない。しかし周りからしてみれば、洛山が優勝を得るために相手校を呪っただの、そういった醜聞が飛び交う格好のネタとなってしまった。相手校のキャプテンが自殺したのは、その不戦勝から一週間後のことだった。
 あらぬ噂を立てられ、向こうのキャプテンも自殺が追い打ちをかけ、サッカー部の監督はひどく憔悴していた。部の責任者として追い詰められていた彼には、もはや神にすがることしかできなかった。そんなときに現れたのがこの神社の神主だという。
 「あなたたちのもとには沢山の悪霊がついている。」神主はそう言って、部員を集めては儀式を行った。すると、彼らの身体から黒いもやが浮かび上がり、やがてひとつの集合体と化した。黒い獣の姿を模したそれは、唸り声をあげて部員らにとびかかろうとしたが、神主のひとはらいでたちまち霧散し、あたりは静かになった。それから、洛山の運動部は、毎年の大会前にこの神社へお参りをするのが慣例となった。
 故に、これから神社へ行って願うのは「無事に試合を行うことができますように」なのだという。これが本当にあった話かどうかは知るよしもないが、必勝祈願ではないあたりは洛山らしい。

 バスの道中で、この話を知らなかった赤司に対して白金監督が語っていた。
 監督の語ったものは、俺の聞いた話とは微細に違っていた。まあ昔話とは得てしてそういうものだろう。
 「洛山には魔物が棲んでいる」などと、俺も洛山に入学したてのぴっかぴかの一年生だった頃、この話は散々聞かされたもんだ。土地柄か、洛山生は妙に信心深いのが多い。この手の話をバカにするやつは呪われるだの、変に尾鰭をつけて広まっている。俺からしてみれば、こんな眉唾ものの話を、赤司が反論もせずに聞いているのが、俺としては不思議でならないんだが。
 というかあたり前のことだが、監督に対しては敬語を使うあたり、態度を徹底している。はっきり言ってしまえば、媚びる相手を選んでいる。そりゃあキセキの世代のキャプテンサマが影が薄いだけが取り柄の俺に媚びるなんて、高望みにも程があるってもんだが、まさか高三になって、年下に名前を呼び捨てされるとは思いもしなかった。そも、俺はあまり自分の名前のことが好きじゃない。嫌いではないし、愛着はそれなりにあるものの、有名なアニメ映画の女の子と同じ名前のおかげで、小さいころにはよくからかわれたのが、当時の自分にはたいそうな屈辱だったのだ。

 道中にあった売店では、監督がソフトクリームを全員におごってくれた。七月半ば、インターハイ本戦前、歩いているだけでも汗ばむ季節だ。俺は別にいらなかったのだが、周りが俺の存在を忘れかけたあたりで、俺は赤司に腕を引っ張られた。

「すみません、この人にごまソフトを」
「はあ? おまえ、自分で頼めよ」
「もう抹茶をもらっている。千尋はソフトクリームには興味ないのだろう? なら、何味でもいいじゃないか」

 それにしても、俺の意見は聞かないあたり横暴が過ぎる。
 店主からごまソフトを受け取って、一口食べる。ごまの味と言われたらそうかもしれない。監督が歩き出したのをみて、俺も食べつつ歩いていると、赤司と視線があう。

「……食べるか?」
「おまえがそういうなら、仕方がないな」

 どこまでも偉そうな言動だが、ほんの少し頬が緩んでいることに気づいて、珍しい表情だと感じる。なあにが仕方がない、だ。
 差し出したごまソフトと交換に、赤司の持っていた抹茶ソフトが渡される。赤司がごまソフトを一口食べたのを見て、俺も抹茶ソフトを食べた。どこで食べても代わり映えのしない味だな。

「あら、征ちゃんはごまにしたの?」
「いいや、これは千尋のだ。千尋がどうしても抹茶が食べたいと言うから交換したんだ」
「征ちゃん優しいのね。私のチョコ味も一口どうかしら」
「いいのか? なら一口もらおう」

 赤司と実渕がお互いのアイスを交換しているのを尻目に、俺はそこから離れて、集団の一番後ろへつけた。あークソ、いらないとは思っていたが、嘘八百つかれるのも腹立つ、なんてこいつらの中で一番立場の低い俺が言ったところで無駄なんだろうな。
 参道を歩き切るのにはかなり時間を食った。ニキロ近くある道のりを、最近足腰が不安だと言う監督が先頭を歩き、一通り練習を終えて疲れが抜けない俺たちがついて歩いているのだから仕方がない。
 この中でぴんしゃん歩いているのは赤司と無冠の三人くらいだ。あいつら本当に人間じゃねえな。いや、その人外にすら驚かれる存在感の薄い俺が言えたもんじゃねえのかもしれん。

「おい千尋、アイスが溶けているぞ」

 おまえがよこしたんだろうが。溶かそうがなにしようが俺の勝手だ。
 赤司がじっと俺の抹茶ソフトを見つめているので、仕方がなしに差し出した。瞳が丸くなって、まるで猫のようだ。
 そうやっていると、前の集団とはかなり距離ができてしまっていた。監督たちはもうすぐ鳥居をくぐらんばかりのところにいる。

「おーい、あかしー! はやく来ないと置いてっちゃうぞー!」

 鳥居の向こうで葉山がぶんぶん手を振っている。赤司が猫だとしたら、あいつは犬だ。いや、犬にしては少々薄情な気もする。あいつは自分の益になる人間にしか尻尾を振らない。

「ああ、今行く」

 十メートルほどの距離だ。さして急ぐようなことでもなかった。俺たち以外にも参拝客はまばらにいたが、洛山の制服を着た集団ほど目立つものはない。騒がしい連中の声が響いている。
 鳥居を挟んだ向こう、砂利から立ち上るかげろうが奴らの姿をゆらめかせている。梅雨があけたとはいえ、さすがに暑い。流れ落ちる汗を拭ったところで、赤司はなぜか、足を止めた。

「赤司?」

 連鎖的に立ち止まって、斜め前の赤司をうかがう。めずらしい表情をしている。頬の筋肉が張って、目を見開いて、前を凝視していた。呼吸も止めていそうだ。
 なんだよ。言おうとした。滅多にない顔をした後輩をからかうつもりだった。赤司はなにを見ているのだろう、気になってしまって、俺は視線の先を追う。
 背の低いものが、行く手を遮っている。
 それは低く唸り声をあげていた。すくなくとも、飼いならされたような犬ではない。黒ぐろとした毛並みを逆立てて、いまにも四足は石畳を蹴らんとしている。

「なんだ」

 引き攣れた声が出た。
 犬か狼か、その獣の双眸は俺ではないものを捉えているようだった。俺は性質上視線に敏感だ。そばに人がいれば、まず俺に視線が向くことはない。
 いまこれが、俺を見ていないとすれば。
 赤司は静かに息を吸う。

「一体僕に、なんの――ッ!?」

 ほんのはじめ、それは地震のように感じられる。次に、視覚が追いついて、そうではないことに気がついた。
 目の前はゆがんでいた。いや、かげろうなんてものではない。赤司と俺、そして獣だけが明瞭に輪郭を保ったまま、のこりのすべてはまるで、支えを失ったつるのようにへこんでいる。
 咄嗟に目の前、獣の向こうを見ると、誰もいない、なにもない、そも俺たち以外の存在は消え失せていた。ありえない。数秒前そこには確かにいたはずだ。いなくなるなんて、いや、そも今起きているすべてがそうだ。
 足元もぐらついて、無意識に赤司の腕を掴んだ。身体がふらつくのは、俺が恐れているのか、赤司の震えなのか、あるいはこの崩れていく現象のせいなのか。

 獣はずっと赤司を見ている。
 そこから一歩たりとも動くことはなく、しかし確実に、赤司を射殺さんとする視線を向けていた。


***


 生まれたとき、少年の手に尊ぶべきものは残されていなかった。
 美しいものだけを後生大事にかかえた半身は、願望だけを少年に与えて眠っている。その一方で、少年には理不尽を叫ぶことも、損得以外のものさしでなにかを測ることも、許されてはいない。
 彼にできたのは、情を捨てただ頂点のみを見据えて邁進していくことだった。
 傷ついても、煩わしい感覚が痛みだと知ることのないまま、少年は生まれてからずっと走り続けている。


***


「千尋」

 その声を聞いたとき、俺は果たしてこのまま起きるべきか否か、大変迷いに迷った。眠っていてもなお疲労はとれず、声の主はいつもより気の急くような声音でいる。こういうときは大抵、面倒な後輩から面倒なことを任されるのは、この三ヶ月強で既に重々承知している。
 だが、なにか大事なことを忘れているような感覚も同時に持ち合わせていた。

「千尋、起きているだろう。狸寝入りしても無駄だぞ」

 ……エンペラーアイとやらの無駄遣いじゃないのか、おい。
 渋々目を開く。眼前には思った通り赤司の顔があった。
 相変わらずの仏頂面を拝むと「もう少し愛想を振りまく気はないのか」と張り倒したくなる気持ちと、変わらないそれを見てどこかほっとする気持ちとが錯綜する。いや、安心する方が優勢なあたり、赤司の敷く絶対君主制は俺にも侵食しているようだ。
 俺は布団で眠っていた。赤司は枕元で座布団の上に正座をして、こちらを見ている。見覚えのない浴衣を着ていた。いや、それは俺も同じだわ。
 身体を起こしてから改めて周囲を見回す。たたみの和室で、八畳のスペースに布団が二つ敷かれ、片方には俺が座っている。赤司が座るその反対側は障子が貼られており、そっちの方から淡く光が差し込んでいた。俺の頭と足の方角の壁も障子張りだが、薄暗いのでそこは廊下なのだろう。およそこんな感じだ。



  ┌障子障子障子┐
光→障      |
光→子 オ ○  |
光→障 レ ↑  |
光→子   赤司 |
  └障子障子障子┘



 平屋建てで、居間と個室が三部屋程度だ。俺が目覚める前に赤司はざっと屋内を見て回ったが、大人数が暮らせるほどの広さではなく、彼以外に人を見かけなかったというから、この家に一人で暮らしているのかもしれない。

「僕達が行き倒れていたところを、この家の主人が見つけたようでね。……千尋、気を失う前のことを覚えているか?」

 赤司のいつにもまして神妙な声を呼び水にして、俺は神社に行ったことを思い出した。
 俺の最後の記憶といえば、黒い狼みたいなヤツに睨まれていたところだ。
 それを聞くと、赤司は頷いた。

「僕の方も同じだ。正直暑さのせいで幻覚を見ているのかとも考えたが、おまえも同じなら、少なくともあれは幻覚ではないだろうな」

 赤司はやけに落ち着いているようにみえる。獣と退治していたときが嘘のようだ。

「で、アレに睨まれていたのに、気づいたらこの家か」
「ああそうだ、僕が起きたときにはここの主人がいたんだが、今は外にいるらしい。畑仕事をしていると言っていた。彼が帰ってきたら一度風呂を借りたいところだな」

 あぜ道に倒れていたから身体も服も土だらけで、人を呼んでなんとか家に運び込んだ。それが主人の証言だ。
 赤司は左目をやや細めて空を見ている。なにかを思い出しているときの癖だ。

「……僕の見た限りでは、彼は嘘はついていない」

 主人と称したが、この家の主というだけで、俺たちと同じくらいの年に見えたという。
 赤司はその特異な目の恩恵で、嘘をも見抜くことができる、らしい。俺としては嘘付けとため息をつきたいところだが、事実であるのは自分がよく知っている。赤司なら、老成した人物ならともかく、同年代の演技を見破れないことはないだろう。
 だが、その主人の言葉を鵜呑みにするのは違和感がある。

「それだと不自然過ぎるだろ、この状況に説明がつかない。どうしてあの獣を見てから、ここまでの記憶がない? 誘拐だとしても、犯人はどうしたんだ。なぜ俺たちは行き倒れていたんだ?」

 主人が俺たちを見つけたとき、持っていたはずの鞄はなく、着の身着のままの状態で道半ばに放り出されていたという。着ていた服は洗って干しているそうだが、服の他に唯一、俺が身につけていた腕時計は、起きたときには傍らに置いてあった。
 俺の腕時計は太陽電池で動く安価なものだ。三年前、洛山の入試当日に先代が動かなくなったので慌てて買ったのがこれだった。一般的な時計の寿命は約十年とも言われるから、俺の時計はまだ現役のはずだ。
 だが、いまこの腕時計は動いていない。光を浴びせても動く気配はない。

「僕の時計は鞄の中だ。先程主人に聞いたら『ここのものたちは時間に縛られない』と言っていたから、ここには時計そのものがない可能性もある」

 腹はそこまで減っていないから、一日二日経っているなんてことはないんだろうが。あれから何時間経っているのかわかれば、ある程度絞りこめると思ったんだがな。

「どうだろうな。……まったく、ラノベでもあるまいし、妙なこともあるものだ。さっさと帰りたいものだね」

 おまえが言うとフラグっぽいからやめろ。
 俺の寝ていた布団を畳んだ後、しばらくのあいだ、赤司はああでもないこうでもないと言葉を重ねていた。互いに出した意見に反証を言ってはまた考えることを繰り返していたが、その間赤司は決して「わからない」とは口に出さなかった。負けず嫌いめ。
 こんな得体の知れない、リアリストの俺ですらホラー案件じゃねえかと思ってしまう状況でも思考をやめない赤司が頼もしいよ、チクショウ。
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『はじめてのかみかくし1』2017/05/21 Sun 02:43
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