アイドルシリーズ

パーフェクトコピー
「だーかーらー!ちがうって言ってんじゃんかバカ涼太ー!!」
「言われた通りにやってんじゃん!」
「左足出すのおっそいの!あと、膝曲げるの半拍早いってば!」
「もう、きーちゃんはやく覚えてよ〜文化祭間に合わないよ〜」
「つーかフツーに出店でいいじゃないっスか!なんでよりにもよってダンス!」
「涼太。早くしろ、オレたちはもう覚えたんだ。後はお前だけだぞ」
「黄瀬ちんリズム感ないもんねー」
「コイツできねぇなら違う曲にすればいいんじゃね?もっと簡単なやつ」
「僕はこの曲を踊りたいんだ」
「残念でした青峰君。この選曲は赤司くんです」
「なんでリズム感ないのかなあ。他のは何でもできるのに!」
「もういっそのこと吉川のフリをコピーすればいいのだよ」
「えっ」
「それっス!紗希乃踊って!」
「えええ。そんなんでいいの?」
「いいのいいの、そうじゃないときーちゃんいつまでたってもできないもん」
「桃っち辛辣…!」
「しょーがないなあ。さすがに立ち位置まではコピーできないでしょ?みんな一緒に踊ってくれたらわかりやすいと思うよ!」
「そうっスね。スマセン、みんな一度踊ってほしいっス」
「しょうがないね」
「赤司くんがノリノリなので断るわけにはいきませんね」
「あとでまいう棒おごってねー」
「あーだりー」
「青峰くん!早く最初の位置ついて!」
「それじゃ、通しで行くよー!ワン、ツー、ワン、ツースリー、スタート!」




((「紗希乃小さくて開始早々見失ったっス…」))
((「身長差考えてなかったわー…」))





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文化祭の出し物で踊るキセキさんたち。


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