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七夕小説の最後!ちょっと長くなってしまった(´∀`;)本編とは関係ありません! よんでもいいですか?編 「どっちがいいのか…。」 優介は2つの短冊を手にして唸っていた。 「どれどれ…? 『山内先輩と話せますように』『山内先輩と週2で会えますように』 ………………。」 「ちょ!声にだすなよ!」 恥ずかしいだろ〜!と照れまくる優介に将は目を細めた。 この子、かわいそう………。 目は口ほどにものを言う。 「よし!こっちにしよう!」 『話せますように』と書かれた短冊を笹にくくりつけようとしたその時… 「も…もうちょっと…!」 横でぴょんぴょんと跳ねる黒髪。 どうやら短冊を笹につけたいようである。 「かわりにつけましょうか?」 つい言ってしまった。斜め下でぴょんぴょん跳ねる黒髪があまりにも可愛いかったから。 「え?」 振り返ったのは………… 「あっ…「山内先輩きたぁぁぁぁぁ!!!!!」 「将!!セリフ被せるのやめてくれ!」 きょとんと見上げる瞳を直視出来なくて優介は斜め上を見上げた。 「あの…かわりにつけますよ……。」 「あ…ありがとう。」 優介は麻貴から短冊を受け取ると笹の上の方につけてやった。 「…ありがとう……。お願いごとの内容見られたくなくて…。」 「わわ分かります!俺も見られたくないので…。」 「じゃあ、僕と一緒だね!」 斜め下あたりでぱぁぁぁ!と花がまっている気配がする。 「ありがとう!」 本当にありがとう!と走り去っていく姿に手を振って優介はへにゃりと情けない笑みを浮かべた。 「願いごと、かなっちゃった☆」 短冊を天に掲げる姿があまりにもアホで将は溜め息をつきながら短冊をくくりつけた。 『優介がアホから卒業できますように。』
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