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本編とは関係ありませんよ〜← 頭痛がひどいので、よんでもいいですか?は明日の夜に!今日は寝ます(;´ω') 月と妃と人質と。編 「ふーん、それで?」 「空が晴れれば天の川の橋の上で二人は一年に一回会えるんですよ。」 ロマンチックでしょう?とシュラはロイに向かって微笑んだ。 その笑顔がやたら輝いていることから、シュラがこの手の話が好きな事が分かる。 ロイはバルコニーの手すりに肘をつき空を見上げた。 暫くすると横目でシュラをみた。 「馬鹿らしいな。」 「……どうして?」 不満そうに唇を尖らすシュラは随分と可愛らしかった。 「俺なら離れない。」 「離れたくて離れてる訳ではないんです!引き裂かれたんです!」 ロイがシュラの腕を掴んだ。 グイッと引き寄せられ、シュラはロイの腕の中におさまった。 「俺ならどんな手段を使ってでも離さない。一年に一回など堪えられるはずがないからな。」 ―――どんな力を使ってもお前の父親に認めさせてやるさ… 「……もう充分ですよ。」 シュラは目の前の広く逞しい胸にすり寄った。 たまには素直になるのもいいかもしれない…… 今日は七夕だから。 無理やりだが立派な大義名分だった。
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