─ピークを越えて─
「おぅい。誰かー。お茶」
「少しは自分で動くアル糖尿天パ」
「若人が運動量ケチるもんじゃないよ? ダイエットにもなるよ?」
「もう。本当ちょっとは自分で動きましょうよ。銀さんだってまだ若いじゃないですか。辛うじて」
「ヤダねー口ばっかり達者になっちゃってぇ育て方間違えたかなちくしょーめ。いいかぁお前ら。20代入ったら30も40も50も変わらねーんだよ下り坂なんだよまっしぐらなんだよ急転直下で最近息切れ動悸やべーんだよ」
「それ、人格も比例するんですか」
─苺ジャム─
「ちょっと銀さん。舐めた匙を瓶に突っ込まないでくださいよ」
「大丈夫だ新八。これ一日で食べ切るから」
「あんた。それ500グラムファミリーパックなんですけど。標準四人家族仕様で一カ月分のパンのお供なんですけど。単品で舐める婆亜限堕取とは全然別物なんですけどぉォォ!」
─くさい─
「しゃらぽわくさいアル」
「嗅いだことあんのかよ」
「"しゃらくさい"ね、神楽ちゃん」
お粗末様でした