Echtzeit | ナノ
Category:ネタメモ
2015 10th Jun.


小さなポーチと鍵を携え、田島と廊下に出た花井。
田島は膝が出る程度のスカートの丈をしきりに気にしているが、あんなコンテストもあった学校だし、女装男子もわりとあちこちに見受けられる。
そんなに気にする事ないんじゃないかと言う花井を田島は目元を赤くして睨み付ける。花井だって白目むいてたくせにね。

改めてまじまじと、セーラー服姿の田島を見る花井。
セーラー服は夏服のようだが、上には薄手のカーディガンを羽織っている。丸い(花井からすればかわいい)膝小僧が見える丈のスカートと、下はワンポイントのついた、よくあるソックスだ。
露出する事や下ネタには躊躇がないくせ、この格好はやたら恥じている田島を見ていたら、ムラッときた花井。
少し屈んで、田島の耳元で「触ってもいい?」と聞くと、田島は顔を真っ赤にして小さく頷いた。

浜田に渡された鍵は使われていない特殊教室で、浜田が今日のため、持参した衣装や道具の置き場として借りたらしかった。
学祭で盛り上がる生徒たちには関係ない区画である為、人通りはなく、声も遠い。
そこでむっつり花井は卓に座り、目で堪能できるように、田島に向い合わせで、自分の脚を挟む形で膝立ちさせる。
もうここぞとばかりにあちこち撫でさすりまくる花井。そのうちスカートの中へ手を差し入れるが、一瞬止まると、おいちょっと待てよ田島みたいな顔してスカートめくりする。

女の子ぱんつを穿かされていた田島。それでスカートを気にしていたらしい。
高校生じゃこんなの穿かんだろうという少し子どもっぽいぱんつに花井のスイッチが入る。




ちなみに浜田さんから渡された小さいポーチの中身は、ゴム数個と使用済みを入れるのであろうビニール袋とローションとウェットティッシュと田島が今まで穿いていたちゃんとした男ものぱんつが畳んで入っていた。
至れり尽くせりである。浜田さん面倒見良すぎィーッ



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