―コープルって本当にかわいくてね、弟ってあんな感じなのかしらね。だったら良いなぁ―


確かにリーンはそう言って、この僧侶だか神父だかの見習いをいたく気に入っているようだが、だからと言ってそいつからどうして、俺とリーンとのこれからについて聞かれなくちゃならないんだ?
大体、まだ本人とも話し合ってさえいないというのに…!


そんな思いがアレスの口を閉ざさせ、またコープルも聞くまでは動かない姿勢でいたため、穏やかなはずの城内の空気が戦い前の張り詰めたものになった

…結局、見かねた者がリーンを呼びに行くまで、二人は沈黙したまま突っ立っていたとか…






何だかピリピリしたイラストでスミマセン;
とりあえずまだリーンとコープルは姉弟ということが分かっていない設定です。
でもまあアレスはコープルが危ない時はちゃんと助けるでしょうし、コープルも何だかんだとアレスを認めていると思います。
二人の間に『大切なひと』が入っていると、こーゆー意地の張り合いもするってことで(笑)


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