「ナバールさん、つーかまえたぁ〜v」
無表情の紅の剣士に笑顔で腕を絡ませるなど、おそらくフィーナにしかできないことだろう。
初めて腕を組まれた時、ナバールは振り払ったのだが、フィーナはあきらめることなく、戦場以外はほぼ毎日するものだから、終いには振り払うのも面倒くさくなって彼女の好きにさせていた。
だものだから、既に見慣れた光景になったのだが、彼が右手の方…つまり今までと逆の方に剣を下げているのに気付いた人間はそうはいなかった…
つまり、フィーナが腕を絡ませやすいように…?とかだったら良いよなぁと(笑)ナバさんは左手でもある程度は剣を使えそうですしね(気付いているのはオグマさんあたり)
ナバさんもフィーナを『気になっておるようじゃ』(何か違うぞ;)
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