*冬が来ない場所
「…冷てぇ…」
くっつけられた足の冷たさに思わず目が覚める。
くっつけた本人は未だ夢の中ではあるが、もそもそとベオウルフに体を寄せてきた。
温もりとほのかに甘い香りが彼を包み込む─
「分かってやってるだろ…」
彼女の温もりが彼の眠気を誘う─彼らの寝台の中に冬はやってこないようだ─
●END●
拍手小話冬バージョン。なんだかんだとベオさんはラケに甘いのです(笑)
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