騎乗位に挑戦する嫁に密かに興奮する篝(R18エロ)
2020/09/05 07:32

夢主=◯◯表記


「篝様、ここからは私がご奉仕致します」

「……いいのか?」

「はい、お任せください」

たった十日……されど十日間、任務が長引いて間が空いただけで篝は◯◯が恋しくて恋しくて仕方なくて、今夜は抱き潰すつもりで行為に及んでいたのだが、いざ挿入しようとしたら◯◯から冒頭の発言が飛び出したのだ。

元々箱入り娘だった◯◯は性知識に疎いが性行為自体に対しての好奇心が強く、前に口淫を教えた時も恥じらいながらも最終的には夢中になって陰茎を頬張っていたので、意気込みだけは十分だった。

篝のしつこい前戯で何度も絶頂を迎え、既に◯◯の表情はぽわぽわと熱でもあるみたいに蕩けていた。

……大切な嫁御に無理はさせたくなかったが、淫らに篝を求める◯◯の姿を見れるかもしれないという期待も正直あった。

「横になって楽にしていてください。私が、う、上になりますゆえ」

篝に指図できるなんて頭目一族以外には◯◯ぐらいなものだ。篝は素直に体勢を逆転させた。

……下から◯◯を見上げるのは少し新鮮だ。こうしてみると、たわわな乳房が際立つ。全体的にムチムチとした印象だが腰はしっかり括れていて、女の魅力が強調されている。小柄でこんなに薄い腹でも押し込めば全部収まるのだから、女体とは不思議だ。

篝の方も既に準備万端で、◯◯は恐る恐るといった動作で反り勃った肉塊の先端に蜜口を宛がった。くちゅり、と浮かんだ精子と愛液が混ざり合う音がする。

◯◯はそのまま腰を落とそうとした。

が。

「きゃんっ」

照準がズレて滑った拍子に丁度カリが肉芽に擦れたらしく、◯◯から子犬のような嬌声が上がった。不意の刺激に軽くイってしまったようで、浅い呼吸を繰り返しながら腰を震わせた。

篝を跨いだ肉付きの良い腿も痙攣している。

「ん、……はぁ、……は、っ篝さま……篝さまぁ……」

「俺はどこにも逃げない。焦らずともいい」

なんて余裕を装いながらも、この時点で早くも篝は理性が飛ぶ寸前まで追い詰められていた。

早く挿れたくて挿れたくて、先程からだらだらと我慢汁が垂れ流しで◯◯の蜜口を汚している。
今までどんな拷問でも耐えてきたが、ご馳走を目の前にしてこんなにも過酷な焦らしは初めてだ。辛抱し過ぎて色々な血管がはち切れそうで、何だかこめかみが痛くなってきた。

暫く篝の名前を連呼しながら呆けていた◯◯は、気を取り直して再び挑戦するが。

「ん、っ…………ん、やだ、……入らな、……ぁ、どうしてぇっ」

慣れないのだから仕方がないが、モタモタする◯◯を見かねた篝はこれぐらいならいいだろうと、少し上体を起こして丸い尻をわし掴んで「ここだ」と教えた。待ちきれなくて柔らかな双丘を無意識にもにゅもにゅ揉むと、叱られているように感じたのか。

「あう、ちゃんと出来なくてごめんなさい……っ」

と、うるうると涙を蓄えた◯◯が謝る。

その幼い口調と今の状況とのギャップに篝は頭がクラクラした。興奮しすぎて吐きそうだ。何だか篝まで目尻に涙が滲んできた。

「大丈夫だ、愛してる◯◯……っこのまま、ゆっくりでいい……挿れてみろ」

「は、い…………ぁ、ん、んーー…………っぁ…………」

「ッ……上手だ。偉いな、ここに全部入った」

「んンっ」

『ここ』と言いながらも臍の下を優しく撫でられた◯◯は、汗が滲んだ白い背を反らせた。

美しい。と篝は思った。

「ふ、ッ……ぅ…………気持ちい、ですか……?“あなた”」

「嗚呼、きつくて、あたたかくて気持ちいい……っ、」

「うれし……好き、好き……です。私で、気持ちよくなって、欲し……ぃっ」

××××


エロ練習。むずかしい。

余裕の態度で女の子をいじめる男もいいけど、女の子大好きで行為中ハアハア興奮する男も好きです(例:トギ)



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