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子ども会の思い出

2013/09/18 00:33



えっへ☆
超久々になっちゃった☆


いや、本当いろいろございまして、そこら辺を吐き出すとえらい暗い話になってしまうので。
それはまた今度吐き出させてもらいたいと思うのです。

他にもあるんですよ…
仕事でポンコツ処理係にひっそり認定されてたり、上司の指示で隠密活動してたり。
私非常勤なんすけど^p^
一部の人々が「バイトさん」と呼ぶ職種なんすけど。
どんだけ職員の世話ふっかけるんじゃーーーい。

ついでに言うと、先日愚痴吐きまくった卒アルの先輩。
完成品見せてもらってないんすけど^p^
別に見たくないけど、礼儀としてどうなのか。



ま、そんな感じで、夏の思い出。


これね小学校1,2年のときの話ですよ。
夏休みの子ども会の話です。

皆さんの地域でもありますか?子ども会。


要は近所の小学生達と保護者の集まりなんですけど、ラジオ体操とか廃品回収とか日帰り旅行とか…
まぁいろいろあるわけです。

その夏休みの廃品回収での話。


夏の廃品回収は結構楽しいです。
昔の田舎の話なもんで、「ちょwおまww」って思われるかも知れないですけど、軽トラの荷台で感じるサマーウィンド☆
飛び散る汗☆
行く先々で貰うご褒美のアイス☆
ほとばしるパッション☆☆

…パッションは無かったですけど。


そういった労働の後、その年の子ども会役員さんの振る舞いで(たぶん積み立てた会費なんだろうけど)おやつとジュースとスイカを食べるんですよ。
それもまた廃品回収の楽しみなんですね。


で、その年の廃品回収後。
うちの斜向かいの、Tくんちが役員でした。

どうでもいい話だけど、私の地元は田舎で一軒一軒の庭が無駄に広いです。
車庫証明余裕で家族の人数分取れるくらいがデフォ。


みんなで一汗かいた後、Tくんちの庭先で各家のお母さんと子供達でキャイキャイおやつ食べてたんです。
大きなテーブルと長椅子を並べて、しむけんのスイカの早食いやったり、私の兄(3番目)とTくんかとぎゃーぎゃー遊んでたんですね。


そのとき、ふとテーブルの方を見たんです。
で、私、気付きました。



テーブルに知らないおっさんがいるーーーー!!!



テーブルの端に固まって話に花を咲かせているお母さん達は気付いてない。
でも角刈りのおっさんがサイダー飲んでルマンド食ってるーーー!!!!



私「た、たけちゃんたけちゃん(←兄)、なんかいるよ!!」

兄「いーちゃん邪魔しないで!いまスイカ…え???」





子供達「誰ーーーーーーー!!!!!」

母達「え?ぎゃーーーー!!!!」



一瞬シーンと静まり返りました。
蝉の声だけがじーわじーわと辺りに響きます。


どれくらい時間が経ったか…
10分…いや、実際にはもっと短かったはず。


しばしの沈黙のあと、Tくんのお母さんが「あ、あの…どちらさまでしょう?」と特攻かけました。



そのおっさんはルマンドをむっしむっし食べながら(時々ブルボンヌ)こちらをゆっくりと見渡しました。
おっさんは決して小汚い格好ではなく、高倉健もびっくりの角刈り。
「前世はクリープですか?」って聞きたいくらい、白いシャツ・白いズボン・白いサンダル。

そして眼光は鋭く、浅黒く焼けた肌が彼の堂々とした雰囲気をさらに際立てます。






「神社の前のアライだが」




母達&子供達「!!!!!!!」





ここでひとつ補足。
私の実家の近くには、小さな神社があります。
そしてその神社の管理は、私の母方祖母の親戚筋に当たるMの家がやってます。


地理的にこんな感じ↓


□   ●    △
――――――――――
   道 路
――――――――――
       ☆

□…Mの家
●…Tくんの家
△…神社
☆…私実家

間に他に家もぽつぽつあるけど割愛。


で、どうも私実家の隣の辺りに住んでいると。



でもね、私実家の隣、ただの土手でね。
何かの石碑(古くて良くわからない)はあるけど、

家 を 建 て る よ う な ス ペ ー ス な い ん だ よ ね 。







その場にいたみんなが思いました。




(あんた誰だーーーー!!!!!)




異様な雰囲気に言葉を失っていた時。
神社の前のアライさんは続けました。



アライ「ギンミ(?)とミリン(?)の違いを知ってる者はおるかね?」

母達&子供「え…?ぎ、ぎん…??なんですか?」

アライ「いや、こっちの話だ」




えええええええええええええええ(゚Д゚)!?





自分から聞いといて!?
てか、なんで微妙に上から!?



そこにいた全員が白目むきそうになっていると、うちの母・ミツコが言いました。







ミツコ「あの…警察呼びますよ…?ここ私有地ですから…」


それに続いて各子供の母・ヨウコ・サチコ・ミヨコ(以下略)達も
「子供達はTくんちの家に入ってなさい!」
「あなた何ちゃっかりルマンド食べてるんですか!!」
「神社の前に家なんて無いでしょう!!」
と、我に帰って攻撃開始。




子供達はというと、兄の同級生(TくんSくんK子ちゃんM子ちゃん)はすげー勢いの出る水鉄砲で応戦。
私の同級生(M、H、M美)は何故かチャリンコで庭をぐるぐる走る。
その他上級生(男子ばかり)謎の民族風のお面や、縦笛でてんやわんや。





そんな騒ぎのなか、神社の前のアライさんはいつの間にか居なくなっていたのでした。




お母さん達は、Tくん宅が結構古い日本家屋(土間やかまどなんかも残してあった)だから、泥棒目的かもしれないと杞憂し、子供達は「石碑の精霊だ!!!アライさんはあの石碑の主なんだ!!」と大騒ぎ。




しばらく子供達の間では、石碑の調査が流行しました。
上級生や悪戯っ子な兄達は、調査の度が過ぎてMの爺さんにこっぴどく叱られ。
でも止めないからうちの父に他所の子も含め、全員がゲンコツくらってました。
私は低学年で、末っ子長女の甘ったれだったため、一番上の兄(10歳↑だから当時高校生)の背中にしがみついて調査に挑むと言うヘタレっぷり。
で、結局怖くて近寄れず、近所の商店でアイス(イタリアーノ)を買ってもらい、蓋の部分を商店の飼い犬に与え噛まれると言う二次災害。





そんな「神社の前のアライさん」旋風が巻き起こったわけですが。
ある日突然、終了となりました。



神社の前のアライさん、賽銭泥棒で逮捕



アライ「いて、いてて!離せ!」

警察「いいから!話は署で聞くから!」

子供「あ!アライさんだ!!」



走り去るパトカー、呆然と見送る近隣住民…(白目)




こうして私達の暑い夏は終わったのでした。



今でも夏になると思い出します。
実家にいったり、近所のおばちゃんたちや幼馴染に会うと、ふとみんな言うんです。




「で、あの人、誰だったんだろうね」




そんな夏の思い出ww

まぁガキ大将がいて、他所の子でも悪戯したら鉄拳制裁をくらい、首根っこ掴まれて自宅に強制送還され(うちの兄)、チャリンコでどこまででもいけるような気がしていたくらい昔の片田舎でのお話ですww





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