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ガツン、強烈な音がした。腹部を強く殴られたみたいで痛い、ずきんずきん。くらくらする、そのまま私は地面に尻餅をついて空を仰いだ。見たことのある男の顔が青を塞ぐ。

「最近連絡ねぇよな」
『な、んなの……』

ぐいっと首元を捕まれたと思いきや男の唇が私の口内を浸食し始める、きもちわるい、気持ち悪い。
制服のシャツを無理矢理脱がされボタンが其処ら中に飛び散る、駄目だ、犯される、嫌だ、いやだ。
胸を揉まれながら男は私の鎖骨に痕をつけた、何で、なんで私は他の愛なんていらないのに、そう感情が頭を過ったが今更都合の良すぎる考えだった事に気付く。ああ、私は結局過ちを犯して過ちに犯されるんだ

「舐めろ」

男の自身が私の口元に近付けられた、首を振って拒否すると地面に叩き付けられた

「お前も都合の良い事で終わらすなら俺も終わらしてくれるよな」
『………っ、』

私は男の自身を持って口に加えた、不味い。
喘ぎ声が五月蝿い、早く、早く終わってと願い必死に奉仕をした。

口内に苦くてどろどろしたものが広がる、吐いたら殴られた。
そのままショーツを脱がされて男の自身が入る、息が出来ないくらい痛い、いたい。

『う、あぁ…や、』

頭のなかで何回もヒロトの名を呼び、叫んだ、声に出せたらなんとも楽なんだろうか、ヒロト、ヒロト。

さっき口に出された白い液体が膣内に放たれた、もう何でもいい、早く終わって。

「ははっ、じゃあな」

男は私をあざけ笑うように人目見てどこかに消えていった、ああ終わったんだ
膣内から白い液体を指でかき混ぜて外に出すと涙が溢れた、安心感なのか、堕落感なのかそれは分からない。

携帯の着信音が鳴る、ビクリと体が反応した。
ディスプレイにはヒロト
何で、いつも彼はこんな時に電話を掛けてくるのだろう。

カタカタと恐怖と罪悪感で震える、なのにヒロトの声が聞きたい、通話ボタンを押した。

「あ、みなと今日は家に帰ってくるよ…ね?」

ドクンと心臓が脈を強く打った、嗚咽が漏れそうになる。泣きたくてたまらない、彼の声が私を溶かした、どろどろ、どろどろどろ。

『…………かえる、だけど少し遅くなる。』
「…あ、うん気を付けて帰ってきてね」
『ん…ありがとう。』

電話を切った、虚しい音が耳から聞こえる。

『っ…う、く……ヒッ、うぁああああ!』

これは私が犯したことが返ってきただけなのだ
自分で、自分を、傷付けて。

……そう、なんていうんだっけ。


ああ、雨が降ってきた。
冷たくて、痛い雫が私を滲ませ、洗ってくれるような気がしたと感じるのは私の思い込みだろうか。





You aslced for it
(自業自得)





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