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『元気ですよ。同じ雷門生ですので会えると思います。』


同じ…なんだ。
覚えていてくれてるかな
男の子って忘れっぽいし
・・・だったら悲しい。
8年も会っていないし
親戚じゃないし、幼馴染みだし、
期待はしないでおこう
特に晴矢とか・・・・・・


「着きましたよ」
『え、もうですか!?』


まだ少ししか経っていなと思ったら車内の時計は9時過ぎ。
ドアを開けて、外に出る
すると車はサーっと去っていくように走っていった


『何か、酷くない?』


まあ、車内で説明してくれたもんね。
それにしても目の前のマンションはデカイ。
って運転手さん部屋の番号教えてくれなかった…
カバンから鍵を取り出し
良く見てみると番号が。

ごめんなさい、運転手さん
エレベーターに乗って
三階まで一気に上がる。
音がなって出る。


『302号室…あった。』


在り来たりな部屋番号で良かったと思いながらドアの鍵を開ける。


『お邪魔します…あ、自分の家だった……』


靴を脱いで、部屋に入るとある程度の家具が揃ってる事に気付く。
一番心配なクローゼット中にもしっかりと服が揃ってる。
…あと制服も。


『ん…?何だろう、通帳だよね?』


仕送りとかかな…と見てみると


『うわ……すごっ!』


これしか言えなかった。
こんなにもくれるものなのかな?
父さんは優しいもんね。
・・・これといった心配もなくすることがない。

一応テレビをつけて、部屋を歩き回る。

お風呂…足十分に伸ばせるなあ。
トイレ…綺麗というしかない。
ベランダ…広いなあ。これから洗濯自分でやるのか…
ざっとこんな感じ。
ソファーとかテーブルとかベッドとか普通にある

取り合えずソファーで横にると新品の香りがする


うとうとうとうと。
そのまま眠りについた







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