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うわ、とそんな声が聞こえた。確かに。2メートル先には彼女、会いたかったよと笑顔で言うと彼女は顔を歪ませた。相変わらずシャイな女の子だ、彼女は。少し歩く速度を速めると彼女は来んな!と叫ぶ、女の子なのにそんな大声出すとモテないよと本音を零したら余計なお世話よ!だって。だからそんな大声で叫ぶとモテないよ、もううるさいわね!
…どうやら俺の意見は受け入れてはくれないらしい。



*



げ、そう聞こえた。俺はまた笑顔で返す、するとギロリと睨まれた俺は笑顔なのに。何の用よ、と言われたから現代の教科書貸してと頼んだらこれにはびっくり、彼女は黙って教室に戻りすたすた机の中を探し始め、現代の教科書を机から出すとしゅっと俺に向かって真っ直ぐ飛んできたからぱしんと受け取った。チッ、今の舌打ちはなんだったのだろう。



*



はぁ、今度は溜め息が耳に入った。それを俺は右から左と受け流すってのはもう古いかな、彼女は眉間にシワを寄せて俺に尋ねた。


『あのさぁ、何でもいつも私の所に居るのよあんたは』

「ん?さぁ何でだろうね」


それが分からない君も全く呆れちゃうよ、と笑顔でまた返したら彼女は顔を赤らめたのだ。





やぁR、奇遇だね









***

企画文Aの為にできること様提出
お題みた瞬間にガチストーカーしかないと思いましたすみません



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