1つの個室に呼ばれた人物達、1つのメモとモノを渡された。そのメモには、これを彼女にかけるなり飲ませるなり、または呑ませるなり、焼くなり煮るなりして使え、ただし彼女に必ずする事が絶対条件。

と述べてあった


果たしてその『モノ』とは……?






基山 ヒロトの場合


「って書いてあったんだよ」

『なにそれ…新手の嫌がらせ?』

「うん、酷いよね」

『って言いながら私の目の前に出すな!』

「え?何を?」

『……その白濁の液体』

「照れちゃって……」

『まさかヒロトがそんな事するわけないって信じ…』

「えいっ!」

『いゃあぁぁぁああ!!』





吹雪 士郎の場合


「あ、ねぇ」

『もおいやだぁあぁ!』

「お、落ち着いて!
誰にかけられたんだい?」

『……クソビッ、ヒロト』

「そっか、はい。このタオルで拭いて?」

『士郎は…優しいね』

「そうかなぁ?はい、これ飲んで落ち着いてよ」

『ありがと……うぐっ!
ケホッケホ……!士郎っ!』

「えへへ」

『えへへじゃっ……おぇっ、覚えてなさいよ!うぁあぁああんっ』

「良い声で啼くなぁ」






風丸 一朗太の場合


『不味っ…まだ後味ぬけない』

「あ、いt…」

『でっ、でたあぁぁぁぁぁ!』

「出た…って、失礼だな」

『ちっ違っ、風丸じゃなくて…その、しろいえきたっ……』

「落ち着きなよ…」

『そっそんな言葉に騙されないわよ!』

「騙すつもりじゃ…」

『ん…まぁ風丸は大人だものね』

「はは、有難う。」

『それよりその液体…』

「これか?美味いよな」

『風丸って味覚障害だったんだ……』

「さっきから失礼だな。
本当に甘くて美味しいぞ?」

『さっきのはゲロマズだったよ…』

「飲まされたのか。まぁこれは甘くて美味しいよ、飲んでみて」
『分かった………わ、美味しいね』

「だろ?」

『ありがと、もう行くね』





凉野 風介の場合


『あ、ガゼルなにして……』

「はい」

『いきなり何すんだおまえはぁあぁ!』

「厭らしいな」

『うっ…すっごくベタベタする』

「まぁ、見た通りだな」

『満足そうにすんな!……ひゃあ!』

「甘。」

『舐めなっ……!も、やだガゼル離しっ………っ馬鹿!!』

「……まだ舐めたかった」











***

牛乳→豆乳→甘酒→練乳



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