ねえヒロト、食べてもいい?
真っ直ぐに言われた彼女からの言葉に君の一言で俺は自分のなかで時を止めたよ、ちなみに俺は人間だし彼女になら食べられても愛しいと感じるけど人間は美味しくないし共食い、おまけに犯罪だよ。俺がそういうと彼女は顔をしかめた、嫌、当たり前のことを言っただけなのに何故彼女は顔をしかめるんだい?

じゃあヒロト、私を食べてよ
そしたら胸の痛みが消えるよね、と彼女は言った
胸が痛いの?うん、ちくちくしてヒロトを見るたびに何かが胸に刺さるの、痛いの、だけど心地よくて、この症状で幾つの夜を寝過ごしたのかもう耐えれないどちらかが居なくなればいいんだって思ったの。そうなんだ。うん、これは病気なのきっと致命傷を負った大きな病気なんだわ。

ちがうよ彼女、




『それは恋っていうんだ。』



***
彼女ちゃん病んでる設定
ヒロトはフェミニスト





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