NARUTO | ナノ
ぜえったい我愛羅くんだよね!
「だな」
それか日向くん。なんかいかにもって感じだし。
「まあネジはせんこーにも信頼されてるしなあ」
うちの学校の決め方がおかしいんだよ、投票って。安易にも程があるよ。
「オレに言うなよ」
意外性ナンバーワンの立候補ナルトっていうのもダークホースかもね。
「そりゃねえだろ」
いやいや頭の良さとか関係ないって。こんなん人気投票みたいなもんだって。ナルトはきっと強いよー。ほら、ヒナタとか絶対入れちゃうよ。
「あいつだけだろ」
いやいやいや、そんなことないって。私ナルトかも。うん、ナルトが1位だと思う。
「なんだよそれ。てことはおめーナルトに投票したのかよ」
「え、いや、わたしはその、ほら」
「あ？どーしたよ？」
「ナルトには入れてないかなーなんて」
「じゃあ結局誰に入れたんだよ」
「ど、どーだっていいじゃ「あ、奈良くん！」
「委員長じゃねえか、どうしたんだよ」
「投票の結果出てね、奈良くんが生徒会長に決まったよ！」
「はぁ？」
だってどうしてもシカマル以外の名前は書けなかったんだもん。
嗚呼、麗しの生徒会長様
私の一票がなければ我愛羅くんになってたなんて絶対言っちゃだめだよ委員長！
う、うん！
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