高校生×親父





「っう、ん…ふぅ、ふぅ」
「孝四郎さん…声、出して」

背中に舌を這わせながら俺はそう言った。
目をギュッと閉じて孝四郎さんは首をブンブンと左右に振る。

「我慢しなくていいよ?」

孝四郎さんのモノを握りながら、耳元でそう囁く。
それでも孝四郎さんは、俯せのまま枕を噛んで声が洩れてしまわないように我慢を続ける。

(相変わらず強情だなぁ…)

「ん、ぅ…っふ」

前を弄りながら、そっと後ろの蕾にも手を伸ばす。
孝四郎さんのガマン汁で濡れた俺の指は、抵抗することなくスムーズにすんなりと中へ入っていく。

「っひ!う、ん」

力いっぱい枕を握っている孝四郎さんの細く骨張った指はプルプルと震えている。
力を入れすぎて爪はもう白くなってしまっていた。

頑なに声を出すのを我慢している孝四郎さんにムカついて、わざと孝四郎さんの感じるところには指を宛ててやんない。

「っふ…ん、ん」
「孝四郎さん気持ち良い?」

気持ち良い筈ないのをわかってて聞く。
後ろを振り向いた孝四郎さんは、目に涙を溜めて俺のことを睨んできた。

そんな顔で睨まれても全然怖くない。
むしろ、俺の中の加虐心はより一層煽られる。

「も、やめっ…ん、あ!」

俺に文句を言おうとしたのを見計らって、すかさず孝四郎さんの前立腺を指で突く。

「ん、そこヤダ、あっ、あっ」
「すっげ…もうドロドロ」
「も、斎!あん、ひぅ」

指を増やして激しく抽挿を繰り返すと、孝四郎さんは目から涙を流しながら腰をガクガクと揺らす。
後ろから見るその光景は、エロくて堪らない。

ズルリ、と指を引き抜いて孝四郎さんを仰向けにする。

「あ、ん」

指を抜くだけで感じてしまったのか、小さく声を上げる。

「入れるよ?」

耳元でそう聞くと、目線を逸らしながらも頷いてくれた。
俺は、猛った自身を孝四郎さんの蕩けた後孔に宛てがう。そして、そのままゆっくりと挿入していく。

「ん、んぅ、ふ」
「孝四郎さんの中、キツ」
「ば、か…あっ、ん!」
「ここ、気持ちぃ?」

聞きながら小刻みに腰を揺らす。

「も、動け、っひぁ!」

俺の動きに焦れってくなってきたのか、孝四郎さんがそう言ってきた。

そんな風に言われたら、加減なんかできる筈がない。
孝四郎さんの膝裏に手を入れて、思いっきり左右に開く。

「っや、斎…あっ、あっ、あひ」
「孝四郎、さん」

俺は孝四郎さんの感じる箇所を重点的に責める。
ついでに無防備に晒け出している乳首に噛り付いた。

「痛っ、ん、ん」
「痛いの?でも、乳首立ってきたよ」

クスクス笑いながらさっき噛んだ乳首を今度はねっとりと舐め上げる。

「やぁ、あ、ひぁん」
「乳首真っ赤になってる」
「言う、な…んぁ」

腰の動きはそのままに、俺は孝四郎さんの乳首をコロコロと転がしたり強く抓ったり爪で引っ掻いたりと、弄りまくる。

「も、斎、出ちゃう」
「もうですか?」
「だって、あ、あっ」

余裕の笑みを浮かべつつも、孝四郎さんの締め付けに俺ももう限界だ。

絶頂に向かって、俺は激しく腰を動かす。俺のその動きに合わせて、孝四郎さんの腰も動いていた。
パンパンという肉がぶつかる音と、結合部からはぐちゅ、くちゅという卑猥な水音が部屋に響く。

「も、イク」
「孝四郎さん、俺も」
「ん、んぅ!」
「っく」

孝四郎さんがイったときの締め付けで、俺も孝四郎さんの中で欲望を弾けさせた。

「お前、中で出しやがったな…っひ!」

イったばっかりで文句を言う色気のない孝四郎さんを黙らせるために、まだ抜いていないモノで敏感になっている中を擦る。

「ちょ、も、動かさな」
「はいはい」

涙目になった孝四郎さんを見て、中から一気に自分のモノを引き抜く。
ズルリと抜いたのと同時に、中で出した精液も流れてきた。

「うわ、エロイなぁ」

まじまじとお尻を見ている俺に気付いた孝四郎さんは、顔を真っ赤にして俺の頬っぺたをギュッと抓る。

「見てんな」
「だってエロイんだもん」
「お前のだろ」
「うわっ、その台詞なんかやばい」

恥ずかしそうに照れている孝四郎さんが堪らなく可愛くて、顔中にキスの雨を降らせた。

「あ!」
「なんだよ」
「孝四郎さん、また自分の指噛んでる」

そう言って、孝四郎さんの左手の親指の付け根にある歯型をなぞる。

エッチをすると、孝四郎さんは声を我慢する為によく自分の指とか手を噛む。

「もう…血ィ出ちゃってるじゃん」

強く噛みすぎて血が滲んでいる傷口をペロリと舐める。

「声我慢しなくていいのに」
「だって…」
「何?」

ボソボソと何を言ってるのか聞き取れない。
孝四郎さんは顔を林檎のように真っ赤にして話し出す。

「気持ち悪いだろ?いい年した親父が、っあ、喘ぐ…なんて」

手の甲で自分の口を隠しながら、俺と目が合ってしまわないように目線をさ迷わせる。

「そんなことない!」
「いや、でも、斎も聞いたら萎えるだろうし」
「じゃあ試そう」
「は?」

俺は孝四郎さんのことをベッドに押し倒す。

「え?ちょ、斎?」
「絶対萎えないって!むしろビンビンになっちゃうよ」
「お前、最低」

呆れたように文句を言ってくる孝四郎さんの目尻にチュッとキスをする。

「声、我慢しないでね」
「…頑張ってみる」

俺は、孝四郎さんの傷口をもう一度ペロリと舐めた。



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