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「娘椿は齢十九」


しゃべる生首は私の十八番、もはやお家芸を自称しております。

この話の構成には元ネタがあります。
その名もズバリ「冷蔵庫の生首」です。
「冷蔵庫の生首」は「意味が分かると怖い話」「笑える怖い話」などとしてネットの掲示板にたびたび掲載されるお話です。
以前「"怪談”で取り上げてほしい怪談」を募集した際にこちらの話を案としていただきました。ひねりを加えようと試したのですが、結果これ元のままが一番面白いやということになりまして、何のひねりもありません。生首にしゃべらせるのが好きなのです。

生首が語っているお話にはそれぞれ生首らしい元の話がありますが、時間の都合上割愛します。手直しするときまた増えるかもしれませんしね。
たぶん彼女には、首なしのあに様がいらっしゃいます。

使用したお題は「花(自由題)」より「椿」、「曇り空」、「一番最初の記憶」
題して「娘椿は齢十九(むすめつばきは よわいじゅうく)」
繰り返す生首のお話です。



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