トンビにパンをさらわれる
今年に入って二度目です。
現場は見晴らしのいい川沿いのベンチ。
一度目は私が、二度目は一緒にいた人が被害に遭いました。
音もなくさっとなにかが通り過ぎ、気づくと手に持っていたはずのエビカツサンドはなく、やっと上空を見上げたときには遥か彼方のところにトンビが飛び去っていく姿が見えました。その爪にはしっかりとエビカツが挟まれ、一方の地面には無残に散乱するパンとキャベツ。被害にあった私もその人も、一声も出ず、
(あ、『とられる』じゃなくて本当に『さらわれる』って感じなんだ。
昔の人はよく言ったもんだなあ……)
としみじみ思ったということです。
そろそろピクニック時期かとは思いますが、外でものを食べるときは最大限気をつけましょう。「そんなことあるはずがない」と考えているあなたが一番危ないのです。トンビはいつもあなたを見守っています。そしてあなたの隙を見透かしすやいなや音もなくその手から獲物をさらうでしょう。後悔してもエビカツサンドは戻ってこないのですよ……!
それはさておき
「月上ゲ町奇譚」YTシリーズの「ばけものづくし」1話目を更新しました。
(→直接更新分へは
こちら)
ようやっと始まりましたね。
ページあたりの文量はまた最後に全体の量を見て調整します。
文章のストック無しでのスタートになるので、前のように週一ペースは難しいかもしれませんが、そこそこの調子で続けていきたいと思います。
春の間に終わればいいな。
お付き合いいただければ幸いです。
comment : 0
9th.Mar.2014
comments
↑back next↓