文章2 | ナノ
ブレラ・スターン
▼私の求愛行動

やっぱり私にはブレラさんしかいないと思います。私の運命の人なんです、ブレラさんは。私、ブレラさんがいないと駄目なんです。ブレラさんがランカちゃんがいないと駄目なのと同じで、私はブレラさんがいないと駄目なんです。そ、そんな否定しないでくださいよ!え?不愉快だ?そ…そんな!ブレラさんが…ブレラさんが…ツンデレだったなんて…!ツンデレはアルトだけでいいんですよ!いや、むしろアルトのデレなんて見たくありません!てかブレラさんのデレが見たいです!あ、これってなんだか色々と矛盾してますかね?いやいや、そんなことよりも今日何が食べたいですか?因みにランカちゃんは煮込みハンバーグが食べたいって言ってましたけどブレラさんは何が食べたいですか?なんでお前が夕食を作るんだ?そんな分かりきってる質問はやめてくださいよォ!なんてったって私はブレラさんの未来のお嫁さんなんだから、当たり前のこ…痛い!今本気で叩きましたね!?本気じゃないなら叩かない?も、もしかしてこれってブレラさんの求愛行動…?ですよね!本気なんですもんね!わあ…私って愛されてるなあ…へ?おめでたい頭のやつだな、ってまだおめでたじゃありませんよ?もー!ブレラさんってば意外とせっかちさんですね!あ、煮込みハンバーグできましたよ。





「あれ?はなこさんは?」

「急用ができたとか言って帰った」

「そうなんだ…一緒に食べようねって約束したのに…」

「………」



(ほんっとブレラさんってばツンデレすぎます!)



アンケートより
なんだこのヒロイン…
ヒロインちゃんはブレラさんに追い出されました。

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