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ワガママルッチ


「隊長ー…この部屋寒くないですか?」

「お前なあ…俺は隊長じゃなくて長官だと何回言えば分かるんだよ」

「どっちでもいいじゃないですか」

「よくねえ!!」

「にしても、コタツなんてよくここにありましたね!」

「倭の国から取り寄せたんだぜ!あー…あったけえ…」

「長官の足が当たって不愉快です」

「なんだと!?てめえ入ってくんな!!」

「ただいま戻りました」

「おうルッチか!」

「ルッチおかえりー」

「ルッチも入るか?コタツだぞコタツ!俺が倭の国から…」

「さっきも聞いたよ長官」

「俺はルッチに話してんだよ!このオタンコナス!!」

「失礼します」

「いた!痛い!狭い!なんでわざわざ隣に入ってくるの!?」

「寒いからだ。問題ないはずだ」

「いやいや問題大アリだから。ここ1人分しか入れない設計になってるんだよ?分かる?」

「お前が痩せれば問題ない」

「もー…じゃあ私そっち行こ」

「寒いから行くな」

「狭いから行くよ」

「……」

「うおっ!?」

「………ガキみてえにあったけえな」


長官(し、失礼しましたあああ!!!)
長官室でいちゃいちゃしてんじゃねーぞ!!


自分の足の間に座らせました







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