オレラハトテモ、ナカヨシダ











「まぁいつも通りビョン家で鍋な。」

「明日土曜日だし二人とも泊まっていけば?」




高校生になるときに田舎から出てきたこの双子は学校の近くのアパートで二人暮らしをしている。学校から近いし二人暮らしって言う事もあってよくビョン家にお世話になってる俺とジョンデ。




毎週金曜日は泊まることが多いからスウェットとか置かせてもらってる。みんなで一緒に居たいからバイトの日を同じ日にする俺ら4人。仲良しすぎて周りの人たちにドン引きされる。






「スーパー寄ってこうぜ!冷蔵庫なんもねぇ!」

「そうだ!何も無かった!アイスもねぇ!」

「お前の脂肪!たくわえねぇとな!」

「は???お前だってお腹たるんでんだろ!チャミオッパ並に割れよ!」

「うっせぇ!お前だってテヨンヌナのくびれ作れよ!」

「言ったな?言ったな?覚えとけよびっくりすんぞ」

「は?なんだよ」

「言っとくけどくびれ手に入れてますから?お?」






そう言って制服のワイシャツをめくろうとするおなまえってえ、ちょっと待って。






「ちょ、ここ路上!」

「だめ!!露出狂!」








俺とジョンデが全力で止める。なんでぇ?!?!って叫ぶおなまえ。当たり前だろ!







「家に帰ったら見せる」

「いや、それもそれで問題」








おなまえは女の子なんだからって俺らが言うと、こういうときだけ女の子扱いしないで特にチャノラだって。俺はおなまえこと女の子としてしか見た事なかったんだけどな。













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