ビョンベッキョン:ルハンって彼女できたの?





私:何それ聞いてないけど





ビョンベッキョン:昨日女と歩いてたから










【 世間って思ってるよりずっと狭い 】










はぁ?????なんなの?るはんなんなの?くそ???くそなの????女と歩いてたってなんなの???聞いてないんですけど????私とルハン先輩の関係ってそんなもんだったんだね!!!!!








「え、キムチ(あだ名)どうしたの?浮かない顔してるけどww」




「スミンちゃん」








スミンちゃん…私の唯一の女友達。ビーグルの他にちゃんと話せるのがスミンのみ。」あぁ、なんて友達が少ないのだろう!







「ねぇ、お兄ちゃんにお弁当届けに行きたいんだけどついてきてもらってもいい?」




「え、いいよ!そっか、お兄ちゃん同じ高校なんだ」




「あれ?言ってなかったっけ?」









一個上で三年生なんだよって。クラスを聞くとF組だって。なんだ、ルハン先輩、ミンソク先輩のクラスじゃん(色々面倒臭くなりそう)。ルハン(たまに出る呼び捨て)いたら彼女のこと問い詰めよう。









「普段お兄ちゃんとそこまで話さないいからお弁当届けに行くの緊張するなぁ」




「実の兄でしょ?!緊張するの?!」




「かれこれ2週間はしゃべってない//お兄ちゃんかっこよすぎるんだもん// お兄ちゃんの友達とは遊びに行けるんだけどね。」




「ほ、ほぉ…」









実の兄をかっこよすぎるって言えるってスミンちゃんは結構ブラコンなのかな?ん?あっという間に3年F組について教室を覗いて見る。急に2年生が来たものだから謎にガヤガヤする。めっちゃ恥ずかしい。









「お、おっぱ!」









スミンちゃんがお兄ちゃんを見つけたらしくおっぱと呼ぶ。すると、振り返ったのは、え?まじ?こんな展開ありっすか???







「え、スミン?と、君?どうしたの?!」




「お弁当…忘れてったから…あと、こちら親友のキムチ。」




「あぁ!わざわざありがと!って、まじ?!え?!」




「え、まって、うそ、スミンちゃんのお兄ちゃんってミンソク先輩なの?」




「キムチっておなまえちゃんのことだったの??」




「え、キムチとお兄ちゃんって知り合いなの?」








衝撃の展開にみんながポカーンってなる。ミンソク先輩しか見えてなかったけどルハン先輩もこっちにきて話しかけてくる。








「は?ミンソクの妹の親友のキムチってお前なの?!」




「そ、そうだけど…」




「ルハンおっぱとキムチも知り合いなの?」




「知り合いも何も家隣なんだよ」




「ほんとに?!すごい!偶然!」




「なんで気付かなかったんだろ」










世間狭すぎ。スミンちゃん感動してるし。ミンソク先輩はすげーってずっと言ってるしルハン先輩はこんなブスと…スミンが…なんて腹立つ失礼ムカつく。みんなに聞こえないように小声で言ってるところもさらにムカつく。








「あ!!!!ルハン先輩!!彼女できたんですか??聞いてないんですけど!」





「何?お前とうとう幻覚見えるようになったの?いねーよw(小声)」




「ベクが女と歩いてるとこ見たって!」




「お前らwww俺が女と歩いてただけで彼女だと決めつけんなよwwwwたぶんそれスミンのことだしwww(小声)」





「え、ルハンおっぱめっちゃ口悪い。」




「スミン ごめん ほんとうの俺こんなん」




「…(ショック)」








私とルハン先輩がお隣同士でルハン先輩の仲良しがミンソク先輩でミンソク先輩の妹がスミンでスミンと仲良しなのが私。世間って思ってるよりずっと狭い。











世間って思っているよりも狭い
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