ルハン先輩「あ、いた」




イシン先輩「あんにょーん♪」




クリス先輩「よ」






我が高校で有名なルハン先輩とギャラクシー、変態イシン先輩の三人がせっかくのお昼休みに私のもとにやってきた。初めて見たイシン先輩が男子生徒用のブレザーを着てるのを。








私「何かようですか?」




クリス先輩「ちょっとな」






俺達の共通点ってわかる?とルハン先輩が。近くにいたビーグル犬(ベッキョナ ジョンデ チャニョリータ)と何だろうと首を傾げる。一分間ぐらいの沈黙。痺れを切らしたのかルハン先輩が「クソ野郎ども。俺らみんな中国人なんだよwwwww(小声)」と一言。あぁ、そういえばそうだ。みんな韓国語が流暢だからすっかり忘れてた。しかもルハン先輩自分のイメージ保つために汚い言葉を吐くときは全部小声。






ジョンデ「すんませんwwwww」




ベッキョン「そう言えばwwwwそれがどうかしましたか?」




イシン先輩「また中国から留学生がきたから親睦会をしたくてねぇ」




ルハン先輩「お前ら四人と俺ら四人でやろーぜ。」




チャニョル「何それ!超おもしろいじゃん!」




ルハン先輩「急なんだけど、今日。どう?」




ベッキョン「あぁ、俺は暇っすよ!みんなは?」






私はもちろん、二人とも大丈夫のはずだ。なんてたってベッキョン以外の三人で会議をする予定だったんだもん今日は。まぁ、会議は今日じゃなくてもいいし。お前ら今日だめって言ってたじゃんとベッキョナが言うけど無視。








私「まぁ、どうせ変人紹介してくれるんでしょう?」



ルハン先輩「まぁ、俺より変なやつ(小声)」




私「なにそれ相当変人じゃないですか。」




ルハン先輩「シネ(小声)」




クリス先輩「お前はすぐにシネっていうな」




ルハン先輩「うっせー顎。(小声)」




イシン先輩「僕には変態仮面でクリスには顎って言うんだからぁ」




ルハン先輩「お前はどっからどう見ても変態仮面だ(小声)」





ああ言えばこう言うルハン先輩とみんなが言い合いになる。ルハン先輩ってクリス先輩ともイシン先輩ともちゃんと仲がよろしいのね。なんとなく安心。(お友達はミンソク先輩だけかと思ってたから)(そして小声の使い方が本当にお上手。長年の賜物なのね。)









クリス先輩「じゃあ、タオに連絡入れとくわ。」




イシン先輩「ありがとう




ベッキョン「タオって言うんですね。」









イシン先輩が言ってなかったねぇって。ファンズータオ君って言うらしい。(名前どこで区切るかわからんwwwww)年齢は私たちの一個下だって。ジョンインとセフンと一緒ね。先輩達が紹介してくれるタオ君ってどんな人なんだろう。私の身の回りの中国人の方は、ギャラクシーに女装家に二重人格だからね。もう期待できないとんでもない子が来る気配しかしない。






まともな人を私の身の回りに与えろください。常識人がいないんだよ。それにしても先輩達とビーグル犬達もいつの間に仲良くなったんだろう(笑)クリス先輩と肩組んでるチャニョリータに、イシン先輩と楽しそうに話すジョンデ。ルハン先輩とバシバシ叩き合ってるベッキョン。あれ私置いてけぼり?(笑)




自分の仲の良い人達が仲良くなるのは本当に嬉しくてなんだかにやける。紹介したわけじゃないけど先輩達にビーグル犬達を紹介してよかったと心からそう思う。







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