という夢を見た。

いや、夢じゃない。現実であった事が夢で見た。

いや、そうじゃなくて…どうやら私は混乱してるらしい。

とにかく、今日は私の五歳の誕生日。そんな日に昔の夢を見たんだ。

…つまり、記憶が戻ったんだ。もちろん、今のじゃない。

昔の…前世の記憶というやつが。

…………意味わからん。

なんで前世の記憶引き継いだし。何これ特典?特典なの?

…いらないよそんなの。

どうしろと言うのさ。


「ユウちゃん?目が覚めたのー?」

「…うん」


しかも名前は前と一緒。これも引き継ぎ特典か。

だからいらないって。


…とにかく、現状を把握しないと。

ここはいつなのか。

私が生きていた現代なのか…。


「…お母さん、お父さんは?」

「お父さん?さっきお仕事にいったわ」

「お仕事?」

「えぇ、忍のお仕事よ」

「…しの、び…?」


…は?どゆこと?

ここは昔の時代なの?確かに服は昔のっぽいけど…。

いやまて、忍者の時代に冷蔵庫なんかない。

冷蔵庫があって…忍がいて…。あれ?なんかそんな感じの漫画があったよーな…。


「お父さんはね、火影様をお守りするお仕事に出てるのよー」


火影…様…。


「火影様っていうのはー、木の葉の里の偉い人なの」


木の葉…の里。

なんてこった。

ここ…いや、この世界は…。

ナルトの世界かよ…。

…私はもう一眠りしようと、布団の中に篭った。


結論:死亡フラグが折れません
((起きたら元の世界でありますよーに))
(ユウちゃん!?どこか悪いの!?)

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