反ばら(いぬぼく)
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)0211 21:22
夜も遅いのにあの男は突然いなくなった。仕事だから仕方なく探しに出る。見付けたのは私達に似合わない、かみさまの居る場所。あ、ばれた。そう言ってあなたは足を滑らせて、神殿の横の池に落ちた。馬鹿ね。帰るわよ。伸ばした手が水に濡れる。いつもふわふわ飛んで行ってしまうあなたを、氷漬けにしてしまいたいと思った。
word:「夜の神社」「溺れる」「水」
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