黒バス本編連載が終わり、ますます火神くんのことを考える日々となっています。それと比例するように火神が出てない話(主にキセキ中心の話。公式二次創作に関わらず)への興味が薄くなったというか、無いわけじゃないけど火神がいる話と比べるとどうしても大きな差が……。
 次のネクストかがみんベンチかーと思うと。黄瀬と青峰のタッグは純粋に興味あるはずなんだけど、ウェイトがどうしてもかがみんに傾いてるので。というかキセキというカテゴリーへの興味が薄いのかな。
 違う作画さんのあの漫画とか、先に出てた小説が元なのはわかってるんですけど、もう本編でだいたい決着のついた話題をまたあえて掘り返したりクローズアップするのって、もうそれはいいよってなってしまいます。キセキの個々のメンバーは嫌いじゃないし寧ろ好きなんですけどね。あれです、黒バス二次創作あるあるの『過度な仲良しキセキ』へのアレルギーのようなものです。そうすると自動的に何故か今連載中の漫画の帝光組パートが読めなくなってしまいました。何でだろう。
 どうせ黒子とキセキの過去話繰り返すくらいなら、火神の過去や誠凛メンバーや各校のレギュラー(とくに黛さん)の掘り下げとか、荻原くんの全中後の話とか。そのあたりがもっと読みたいなあ。とかも思ってます。今も海常合コンとか誠凛肝試しとかありますけど、こーなんというか、キセキに使ってるページをもっとサイドキャラに使ってほしいと思ってしまったり、します。ただのわがままですけど。

 一番の本音はみっと火神にスポット当てて欲しい。ってことだったりします。
 だって火神準主人公じゃないの。本来ならもっとキャラの掘り下げが行われてしかるべきキャラクターじゃないしのかなって、連載の時から延々と。
 それが作中さらっと流されてるのが結構あって、まあストーリーの流れとして突っ込むのが難しいんだろうなというのはわかるんですが、それでもやっぱり火神が好きな者としては火神の掘り下げを氷室さんの件以外でも欲しかったなって思うことが多々あります。

 そうやって色々考えててたどり着いた結論が、黒バスは黒子が主人公なんだなっていう、ものすっごく当たり前すぎる答えでした。というか今ここまでぐだぐだタイプしてて結論が出ました。やっぱり考え事を文章にするって大切ですね。

 黒バスは主人公の黒子の視点から見た物語が進んでるから、黒子にとって必要な情報しか本編には出てこないんですね、きっと。帝光時代のことも、荻原くんのことも、キセキとの関係のことも、誠凛のことも、火神のことも全部が、読者からは【黒子テツヤ】というフィルターを通してしか見れない。【黒子テツヤの物語に必要な物事】だけが語られている。だから黒子のバスケに直接関係無いかもしれない相棒の火神の過去話は語られないし、他の高校の選手の掘り下げも必要最低限。そんな状態の漫画が黒バスなんだとしたら、そう思ってストーリーを振り返るとものすごく一貫していることに気がついて感心しました。

 影が薄いものの、それを上回る黒子の自己主の張激しさって、帝光時代のことがトラウマになってるんですかね? なってないわけないか。

 黒子って面倒な性格のリアルなキャラクターだなあ……というのが最近の、火神もっと掘り下げて欲しいと思うのと同時によく考えることです。
 今改めて思いました。黒子ってリアルな性格してるなあ。

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