1520年 ストックホルムの血浴
デンマーク王クリスチャン2世がスウェーデンに対して行った粛清のこと。
カルマル同盟の盟主国であるデンマークからの独立を望んでいたスウェーデン人たちが反乱を起こした。
はじめはデンマーク側が押されていた。けれど、デンマーク王は傭兵を召喚!独立とかダメ、絶対!
傭兵投入によってスウェーデン反乱軍の代表は殺されてしまう。混乱する反乱軍。
スウェーデンの帝国議会は、クリスチャン2世が
「スウェーデンの法に基づいた統治をすること」、「反乱軍を無罪放免にすること」を条件に
クリスチャン2世をスウェーデンの王とすることにした。

めでたしめでたし・・・・・・
とならなかったのが、今回のお話。
「処罰しないよ、これからもよろしくやっていこうね」
そう言ってスウェーデン側の有力者たちをディナーに誘ったクリスチャン2世。
三日間続いた晩餐会の最後の日。場所はストックホルムの王宮。
デンマーク王は招いた有力者たちを全員とらえて処刑してしまった。
犠牲者は100名を超え、ストックホルムの大広場は血の海に沈んだという・・・・。

こうしてスウェーデンの反乱は虐殺によって抑圧された。
しかし、スウェーデンの人々は、逆に独立への思いを強くしていくのだった



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