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8あとがき

この度は及川中編「限定恋うぃーく」を読んでくださりありがとうございました。
誕生日ネタはほんの少ししか絡んでいませんが、一応及川徹の誕生日をお祝いするつもりで書いたものになります。全然祝えてませんね。気持ちだけです気持ちだけ。

当サイトの及川徹はちっともカッコ良くないことで有名ですが、今回もひたすらカッコ良さ皆無になりました笑。すごく好きなキャラですし本当にイケメンでカッコ良いと思っているんですが、そういう及川が人間的に欠陥品だと味が出るといいますか…つまり完全に私の趣味嗜好によってこんな仕上がりになっています。
いつも大人テイストにしがちなので、今回は高校生らしさを存分に発揮しようと意気込んだ結果、及川徹がただ幼稚で性格悪いだけの男みたいになってしまって申し訳なさがすごいです笑。何度も言いますが及川徹はカッコ良いです。それは揺るぎようのない事実だと思います。でも、恋愛に関してはいつも上手くいかないタイプだと思うんですよね。

求めることと求められること、ギブアンドテイクってなかなか難しいと思っていて、大人になっても難しいことを高校生のうちにできるわけがないんですよね(という持論)。及川はきちんとした愛に飢えた男だと思っています。だから本作では、「及川徹」という個人を見て愛してくれる人を求めていて、でもそれに見合うだけの愛を返せそうになくて恐れている…みたいな雰囲気を出しました。
1週間という期間にこだわったヒロインは及川と真逆のイメージで書きました。愛を与えることはできるけど、求めることはできない、みたいな。どちらも欠陥品だからお互いを補える、というと綺麗すぎますが、そういう関係であってくれたらいいなと思います。
本当は遠距離恋愛をさせようかと思いましたが、あれだけの期間しか恋人ごっこをしていないのに遠距離恋愛に踏み切るのはリアルじゃないような気がしてやめました。いや、この展開も大概リアルじゃないとは思うんですけど笑。会えなかった期間でそれぞれが頭と気持ちの整理をして、それでも好きだなと感じてほしかったので…!
タイトルに使用している「うぃーく」という単語には「week」と「weak」の意味合いを込めています。期間限定の1週間、恋愛というものに関して臆病で弱い2人、というイメージのタイトルです。毎回とても安易ですね笑。

長々と語ってしまい申し訳ありません。こちらのページまでお付き合いくださりありがとうございました。最後に、及川さん誕生日おめでとう!

あげは