あとがき
突然ですが私は原作沿いのお話を書くのが心底苦手です笑。原作の世界を壊さず、違和感なく夢主を溶け込ませられる自信がないからです。それゆえにいつも違う世界線(パラレルワールド的なイメージ)のお話か、未来捏造話を書いているわけなのですが、今回は少しばかり原作沿い風のお話にチャレンジしてみました！
御幸は野球一筋なのと同じように、恋愛においてもこの人と決めたらその人に一途であったらいいなあと思います。青臭くてもガキっぽくても、そして捻くれていても笑、行き着く先にはたった1人の女の子が必ずいる。そんな恋愛を全うしてほしくてこの連載を書き始めました。
彼女の「初めて」にこだわる御幸一也、相当ねちっこい男だったと思います。なんと執念深いことか笑。それも愛の深さゆえ…というつもりで書いていたのですが、皆様の目にはどう映ったでしょうか。私は御幸に「これはさすがに初めてだろ？」と言わせたくて、そして彼女の「初めて」を御幸にプレゼントしてあげたい一心で、最後まで書き進めて参りました。とても長かった…笑。
タイトルの「ラストラストエンド」には「これが正真正銘最後の恋」という意味合いと「ラスト・トラスト」で「最後まで信じ抜く」的な意味合いを込めています。この物語が御幸と彼女にとって、最後まで信じ抜いた最後の恋になってくれたらと親のような気持ちで書いていました。途中色々ありましたが、この連載を読んでくださった皆様にも、最終的には幸せな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
さて、こちらのページまで目を通していただきありがとうございました！また別のお話でもお会いできることを願っております。
あげは