満月の魔法使い
作詞:仙人

ちいさいころにあこがれた まほうつかいの おんなのこ
カラフルなステッキは おさなごころを ひきつける
「おおきくなったら、まほうつかいになる」だなんて
ブラウンかんのまえで ゆめをみた

だけどさ、現実はそうはいかない
幼い夢は簡単に 世界の隅に追いやられて
悲しそう

満月の夜にお願い 魔法でもなんでもいいから
「もう一度、あの夜に」
両手を握りしめ、お祈り 世界は非情ね とても、とても
こんな単純な望みも 叶わない


ちいさいころにあこがれた まほうつかいの おんなのこ
まんげつのよるには とくべつまりょくが あがるんだ
ろくがして なんどもみなおした あのおはなし
いまでもはっきりおぼえてる

手のひら 見つめてそっと目を閉じ
月のないあの夜を思い出して ナミダ
ポタリ 雨

一人の夜にお願い ちょっとだけ私に力を
「満月の魔法を」
震える肩、抱えて 部屋に閉じこもる カーテン勢いよく閉めて
世界のすべてを拒んだんだ


あの夜のリビングを 何度も夢に見る
月明かりのない暗い部屋の中 アカイ ダレカガ


一人の夜にお願い 誰でもいいから傍に居て
私の隣に
震える肩、抱きしめてよ 満月の光と共に

満月の夜にお願い 魔法でもなんでもいいから
「もう一度、あの夜に」
両手を握りしめ、お祈り 世界は非情ね とても、とても
こんな単純な望みも 叶わない 戻れないんだ




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