違う、王子はガラスの靴が欲しかっただけ
ならば瞼をおくれ我慢するから諦めるから涙が出るほど愛しい君を/
久しぶりに味わった、人間なんかに欲情する気持ち/
潜む眼鏡の奥の奥が優しいあんたは残酷ね/
あの時離れていったのは貴方だったじゃない/
玉砕覚悟で告白したらなんと見事に玉砕だった/
みなまで言わなくとももれなく分かるさ/
逃げようったってそうはいかない、離さない、許さない、いかないで/
彼は偽善者という彼女を偽善者という私は正義/
貪欲な程に見つけたそれが今は姿を眩ます/
愛の証だなんて言い訳、いつでもできるんだから/
初めてなのに久しぶりと言った君、僕は知らない/
あなたはあの日、死んでしまったのよ/
微々たるものだが危険性があるそうなんだ/