ガールズトークA
・悪ふざけ。
・佐助→サス子
・政宗→ムネ子
・女子高生ふたりの会話文。
「憎たらしいけど、やっぱりおっぱいほしい。ユキ子の乳を引きちぎる。引きちぎるったら引きちぎる。」
「いい加減に諦めようよムネちゃん。見せる相手もいないのに。」
「うるさい。わたしにだって見せる相手のひとりや二人くらい……。」
「自分の人生に疑問を持ち始めたのか情けなくなったのかは知らないけどいきなり泣くのはやめて。」
「そ、そういうサス子こそどうなのよ!見せる相手くらいいるんでしょう!あんたって表面上はそうやってわたしに合わせながら裏では男のひとりやふたり……。」
「毎日あんたと帰ってるのにどうしてそんなことが出来るのよ。」
「着信見ればわかるのよそんなことはぁ!」
「あんたとユキ子とクラスのやつらと親しかわたしの携帯を鳴らしてないのよ!」
「知ってるわよそんなこと!」
「じゃあ聞くんじゃねえ!ふっ…ふふ…女子校で彼氏なんて出来ること自体奇跡なのよ……放課後デートなんて夢のまた夢なのよ!」
Prrrrrrrr...
(着信音が教室内に響く)
「ん?」
「ちょっと、携帯鳴って……」
Pi.
(不意に切れる音)
「長政様、どうしたの…?市に…用事?うん…うん…大丈夫…。」
(市が普段よりも少し明るい声を出す)
(会話、どう聞いても病弱な彼女を心配する世話焼き彼氏)
(うなだれるムネ子)
「奇跡起きてるじゃない……。」
「市ちゃん、彼氏いたんだ……。」
(唇をちょっと噛み、はにかみながら頬を染める市の姿を眺める二人。)
(悔しいけど、可愛い。そう思った。)
「サス子。」
「何?」
「帰り、付き合いなさいよ。」
「いいよ。今日はどこに行こうか。」
◇
恋する女の子可愛いです。
現在サス子とムネ子はお相手すら見つからない状態です。
合コンでも行けばいいと思う。