願っても望んでも私じゃ手に入らないものがあるのに君にはその権利がある
長文
2014/01/02


意気揚々と営みをしましょうと言った彼に平手打ちを一発
君の瞳から零れ落ちる涙は水と共に溶けて消えた
新しい世界と与えられた試練と存在しないモノ
この物語の結末は一生書かれることはない
遠くへ行きたい、そういった彼女はどこか寂しそうだった
願っても望んでも私じゃ手に入らないものがあるのに君にはその権利がある
寂しいだなんて言えるわけないじゃない、赤の他人だもの
振り向いてもらえるなんて思ってないけど夢ぐらいは見させて下さい
僕の願いを叶えてくれたのは誰でもない、君だから
これはきっと夢だ、そうだ、もう一度寝ればこんな光景からはおさらばだ

ショートケーキにチョコレートケーキ、フルーツタルトにダージリンティー、それと真っ白なウサギと大きなネコと一緒に楽しいお茶会
勇者の剣片手にボス戦なんて無理ゲーすぎると思いませんか
おちてくれるまで何度でも口説くから、そのつもりでね
会いたいけど会えない、そんなこと望んじゃいけないんだ
ほんの少しだけスパイスを投入して辛口の恋愛模様
君からのメールをまだ待ってるなんて、未練がましい
未来は神様の手のひらの中だから決定権は僕たちにはないんだ
校舎の窓から見えるのはきみの頑張る姿とそのとりまきたち
紅く染まった君の頬を撫でて、唇にかぷり、そしてにっこり笑顔
ふたりぼっち、見知らぬ世界で生きていくしかないんだ




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