3211~3240

ジェンガみたいに理想は高く
揺れて正解を探るバランス
静寂に聞き惚れてしまおう
痛み続ける右腕に貴方は気付いてしまった
剣が手に入れば星空が流れて行ってしまう
たまにはまた触れたいと思ってね
流れるときのなかでふたり願った、
最期には貴方の足元に堕ちて
目を閉じるまえに確かめる愛された日々
そしてここに星が昇るのを期待してる

君のほうが勝手に夢見てただけです
昨日の瞳の色を覚えてる?
今感じたものをどうやって残していける?
見てあのヒトが残した傷よ
君の微笑に白いインフェルノ
薬の味がもうしない
秘密であることに花束を供えた
崩壊するなか僕もヒーローになった
泡立つ相対的正義
甘き裏切りよ来たれり

演出効果的孤独である
焦りを隠したエンドルフィン
同じ視線でどこまでゆけるだろう
いつだって色鮮やかにフラッシュバック
羽が滲んでいく感触が巡り巡って
正常性を少しだけ目を逸らして眺めていた
子どもの頃願った終わりの世界
眠れない夜に君と流れぼし
胸の内の答えに形を求めた
捨てきれない感情に触れてくれたこと



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